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2009年7月17日 (金)

雪月花の数学

     -和算の魅力に取り憑かれたよ!-

亀さんは、7月6日のブログ(注1)に書いたとおり、「円周率を計算した男」(注2)を読んで以来、和算(明治以前に日本で発展してきた数学)に取り憑かれています。

09071501そのブログでも書いたように、最近は、Amazon.co.jpに注文して購入した、「東海道五十三次で数学しよう」(仲田紀夫・黎明書房)と「雪月花の数学」(桜井進著・祥伝社)を読みました。

前者は、内容が2部に分かれていて、第Ⅰ部が和算の歴史、第Ⅱ部が東海道五十三次パズルになっており、和算とは何かを知るには面白い本で、数学が苦手な人にも読み飛ばせます。

後者は、数学に興味のあるが、日本文化には疎いという人に是非読んで欲しい本です。この本は5章に分かれますが、章名と副題を順に記載すると、次の通りです。

“①日本の美に潜む√2と正方形の謎 日本人が愛する「数」と「形」、②黄金比が描く「動」 白銀比が示す「静」 数学が明らかにしたヨーロッパと日本の感性の違い、③「五・七・五」と「素数」の関係 なぜ日本人は「3・5・7・9」の「奇数」を大切にするのか、④江戸の驚異的数学「和算」の世界 天才数学家を輩出する日本。その伝統と理由、⑤雪月花の数学 四季折々の自然を愛でる心。数式はすべてを知っていた

著者は、「はじめに」で、”この本の表題にある「雪月花」とは、かつて川端康成がノーベル文学賞受賞記念講演で挙げた、日本人の自然観を表現する最もシンボリックな言葉である。そこに数学がクロスオーバーする。”と書いている。つまり、日本人の自然観と数学という無関係のようなものがそこの方で繋がっているというのは、実の面白い。

逆に、欧米人が好きな黄金比から螺旋階段が生まれ、ガウディのサクラダファミリアの建築群が生まれること、また、ヒマワリの種や巻き貝の渦などが黄金比に由来する螺旋状であることなども興味深かったですよ。

また、日本の生け花が「3・5・7」を基本とし、西洋のフラワーアレンジメントが「3・5・8」を基本とする理由など、実に面白いものでした。

最後に、「私は数学が苦手だから・・・」という人に、ひとつ興味深い話を。「にっちもさっちもいかない」という言葉は、江戸時代の人が寺子屋で習っていた「割り算の九九」からきた言葉だそうですよ!(記入者:亀さん)

(注1)7月6日のブログ:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-2e8c.html

(注2)6月5日のブログ:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-88c5.html

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コメント

こんばんは。
どちらの本も面白そうですねbook
日本の美と自然観が数学と関係しているなんて♪
ひまわりの種のこともこの本に書かれてるんですね。
数学が楽しくなりそうですね♪

> ほよりんさんへ
こんな数学の授業だったら、みんなが興味を持つんでしょうね。また、建築物や生花にも数字の秘密があるなんて面白いですよ。
特に、「雪月花の数学」は面白いですよ。

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