フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 料金0円のCafeのその後 | トップページ | 情け無用の毛虫・雑草退治! »

2009年6月15日 (月)

「真夏のオリオン」を観ました!

   ―生きる希望と生きるための智恵―090613011 090613022  090613033 090613044

亀さんは、13日、映画「真夏のオリオン」(注1)を観ました。太平洋戦争の末期の日本海軍の潜水艦長たちの生きざまを描いたもので、亀さんとしては、公開前から興味がありましたが、そのストーリはほとんど知りませんでした。

亀さんの故郷の呉市は、旧日本海軍の軍港で、潜水艦の基地もありました。特に、この映画の一つの主役といえる伊号潜水艦(注2)については、亀さんもその実物を見たことがあります(注3)また、助演男優?で広島県出身の堂珍嘉邦さん(ケミストリー)が呉市(大崎下島)で、小中学生を招待して特別試写会を開催した(注4)というので、呉出身者としては、この映画に故郷のつながりを感じ、公開初日に見ざるを得ないと思いました。

あらすじは下の(注5)に譲りますが、観る前は、戦争に引き裂かれる若者の悲劇だろうという、亀さんの予想に反して、終戦直前の若い潜水艦の艦長(倉木:玉木宏)が生きる希望と生きるための智恵で、勇猛に闘い、幸運にもハッピーエンドを迎えるというものでした

恋人の志津子(北川景子)が出航前に手渡したイタリア語の自作の「真夏のオリオン」の楽譜とメッセージを糧に、絶望的な環境でも、生きる「希望」を捨てない。また、死んで敵を攻める、人間魚雷・回天3隻を活用して(注6)生きて戦う「智恵」を出し尽くす。このことを通して、生きることの大切さを観衆に訴えていた。
このことは、「俺たちは死ぬために戦ってるんじゃない。生きるために戦ってるんだ。人間は兵器ではない。」という倉木艦長の言葉に凝縮しています。

主演の玉木の好演は言うまでもないが、共演者がそれぞれの味を出していて、見ごたえがあった。特に、吉田栄作(桑田機関長)の演技が光った。また、堂珍嘉邦(共同作戦の潜水艦長で、倉木の親友の有沢艦長)、太賀(鈴木水雷員)、鈴木拓(秋山烹炊長)などの演技も目立ちました。さらに、玉砕に走る回天搭乗員を演じる黄川田将也の演技も、主演の玉木を引き立たせる意味で、光っていました。

ただ、故郷・呉の風景や海軍兵学校の場面がなかったのは、亀さんにとっては期待外れでした。

戦争物の嫌いな奥さんは、見なかったのですが、戦争物の嫌いな人も見ると感激する映画でしたよ。(記入者:亀さん)

追記:呉市には、戦艦大和や潜水艦に関する博物館として、それぞれ「大和ミュージアム」(注7)や「てつのくじら館(注8)があります。

注1)真夏のオリオン公式サイト:http://www.manatsu-orion.com/index.html

(注2)旧海軍の潜水艦:一等(伊号)潜水艦、二等(呂号)潜水艦、三等(波号)潜水艦のほか、特殊潜航艇や特攻兵器(人間魚雷・回天)があった。

(注3)戦後、瀬戸内海で沈没した艦船を引き上げ解体しましたが、亀さんが住んでいた集落の造船所でも解体されました。その中に、伊号潜水艦があり、小学校のみんなで見に行きました。

(注4)http://blog.manatsu-orion.com/index.php?UID=1244682175

(注5)「真夏のオリオン」のあらすじ:http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id332860/http://cinema-j.com/houga/?p=337

(注6)1隻はその高圧酸素を、海上に浮上できず艦内の酸素が限度以下になろうとする危機を脱するために使い、残りの2隻はゆっくり並べて走らせ、スクリュー2機の潜水艦の走行を偽装するために使う。

(注7)大和ミュージアム:http://www.yamato-museum.com/

(注8)てつのくじら館:http://www.jmsdf-kure-museum.jp/

« 料金0円のCafeのその後 | トップページ | 情け無用の毛虫・雑草退治! »

コメント

戦争映画というと、悲惨なものをイメージするのですが、ハッピーエンドと聞いて、興味がわきました。
でも、諸事情あって、なかなか映画館へ行けない私・・・。
早くTVでやらないかしら・・・・(って、図々し過ぎですよね)

>ubazakuraさんへ
最近は、シネマコンプレクスで、一つの劇場で幾つもの映画をやっているので、入口で分かれて別々の映画を見て、出口で再集合すればいいので便利ですよ。
それと、やはり劇場で見ると迫力が違いますよ。
一度、試すと病みつきになりますよ。
シルバー料金とか、レディーズ料金とかがあって安いですよ。

私は 戦後の生まれです。
祖父や親父に戦時中のことや
戦死した祖父のことを色々聞かされましたよ。
先週末、呉市の潜水艦基地の特集をテレビで見ました。俳優の吉田○○が潜水艦の中を色々紹介したり、伊ー58の特集など。。

>IWATOさんへ
この映画に吉田栄作も出演しており、呉市・大崎下島の特別試写会にも行ったので、そのときに、潜水艦基地に寄ったんだと思います。
とてもいい映画でしたよ。
なお、亀さんも戦後生まれです。亡父は呉鎮守府に勤めていたので、出征はしませんでしたが、原爆にあっており、原爆手帳を持っていました。

>IWATOさんへ
この映画に吉田栄作も出演しており、呉市・大崎下島の特別試写会にも行ったので、そのときに、潜水艦基地に寄ったんだと思います。
とてもいい映画でしたよ。
なお、亀さんも戦後生まれです。亡父は呉鎮守府に勤めていたので、出征はしませんでしたが、原爆にあっており、原爆手帳を持っていました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/177803/45338592

この記事へのトラックバック一覧です: 「真夏のオリオン」を観ました!:

» 真夏のオリオン/玉木宏、北川景子 [カノンな日々]
劇場予告編では福井晴敏さん名前と共に『ローレライ』『亡国のイージス』の題名がでっかくドーンと使われてましたけど、本作品では原作者でも脚本担当でもなく監修と脚色を担当してるんだけなんですよね。正直、この二つの映画はワタシ的にはハズレ感が強いのであまりいい印....... [続きを読む]

» 真夏のオリオン [一言居士!スペードのAの放埓手記]
真夏のオリオンは玉木宏主演の第二次世界大戦での戦争サスペンス映画です。玉木宏はイ-77潜水艦艦長役ですが、共演は北川景子やケミストリーの堂珍嘉邦などです。 [続きを読む]

» 真夏のオリオン [LOVE Cinemas 調布]
『亡国のイージス』、『ローレライ』の原作者・福井晴敏が監修・脚本。原作は池上司のデビュー小説です。主演は映画は『ミッドナイト イーグル』以来久しぶりの玉木宏、共演に『ハンサム★スーツ』の北川景子、CHEMISTRYの堂珍嘉邦、『ミッドナイト イーグル』でも一緒だった吉田栄作、『ガマの油』が公開されたばかりの益岡徹、『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ 』の吹越満と豪華なキャストです。... [続きを読む]

» 真夏のオリオン [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
終戦まであと数日というのに、何もかもがこざっぱりしてまったく極限状況に見えない戦争映画だ。悲壮も絶望も、むろん希望も感じられない。亡くなった祖母が持っていた楽譜「真夏のオリオン」の哀しい由来を語る形で、米国海軍駆逐艦と決死の駆け引きを繰り広げたイ-77潜水艦...... [続きを読む]

» 真夏のオリオン [伊東良徳のとき・どき★かるちゃ〜]
 第2次大戦中最後に1隻残った日本軍の潜水艦の艦長の戦いと決断を描いた映画「真夏のオリオン」を見てきました。 封切り2日目日曜日午前中は、4割くらいの入りでした。 第2次大戦末期、連合艦隊は壊滅し、米軍の本土上陸を妨害するのは補給路に対する潜水艦攻撃だ...... [続きを読む]

» 映画「真夏のオリオン」@ヤクルトホール [masalaの辛口映画館]
 客入りは空席が目立つ6〜7割ほど。  映画の話 第二次世界大戦末期、日本海軍はアメリカ海軍の燃料補給路をたたくためイ-77をはじめとする潜水艦を配備していた。イ-77の艦長・倉本(玉木宏)や同作戦に参加する海軍兵学校からの親友、イ-81の艦長・有沢(堂珍嘉邦...... [続きを読む]

» 劇場鑑賞「真夏のオリオン」 [日々“是”精進!]
真夏のオリオンオリジナル・サウンドトラック「真夏のオリオン」を鑑賞してきました池上司の処女作『雷撃深度一九・五』を「ローレライ」「亡国のイージス」などの原作者で知られる福井晴敏の監修・脚色で映画化した戦争ドラマ。第二次世界大戦末期、恋人が綴ったある楽譜...... [続きを読む]

» [映画『真夏のオリオン』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』]
☆私は常々、「潜水艦物に外れなし」を語っていた者であり、賛否両論のある『ローレライ』も楽しんで観たものだ。  しかし、この『真夏のオリオン』は厳しかった。  その、作品で描かれた戦後左翼風潮的な戦争観も、国家観を無視した「私情」主義さえも、私は許そう。  だが、何よりも、潜水艦物と同義の「潜水艦という密室内での敵(水面の、もしくは同じく水中の、を問わず)との息詰まる<勝負>の緊張感」というものが皆無なのである。  それさえあれば、私はこの作品を賞賛も出来た。  銃後の女や子供との関係(戦う... [続きを読む]

» 真夏のオリオン [Akira's VOICE]
「勿体ない」は明日を繋ぐ。   [続きを読む]

» 真夏のオリオン [欧風]
土曜日は、TOHOシネマズ 市川コルトンプラザに映画観に行ってきた~。 今回観たのは、「真夏のオリオン」。 話としては、第2次世界大戦中、沖縄沖に展開することを命ぜられた日本の潜水艦イ-... [続きを読む]

» 「真夏のオリオン」日本よ浮上せよって現代経済みたいなコピーだ [soramove]
「真夏のオリオン」★★★ 玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦、平岡祐太、黄川田将也 出演 篠原哲雄 監督、125分                               ★映画のブログ★                               どんなブログが人気なのか知りたい 「太平洋戦争末期、 残された僅かな物資で 日本軍は実りのない戦争を続けていた、 今、何故この映画なのか それは映画からは分からなかった」 無惨に、無念にも 人がひとつの塊のように 死ん... [続きを読む]

» 映画:真夏のオリオン [よしなしごと]
 潜水艦ものの映画って好きなんですよね。だから心待ちにしていた真夏のオリオンをようやく観てきました。 [続きを読む]

« 料金0円のCafeのその後 | トップページ | 情け無用の毛虫・雑草退治! »