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2009年4月20日 (月)

根尾・薄墨桜

快晴だった昨19日の日曜日、調べ物をしに岐阜県大垣市まで出かけましたので、ついでに足を延ばして「根尾谷薄墨桜」に会って来ました。宇野千代さんの名作『薄墨の櫻』に書かれて有名になった老桜です。樹齢は1500年以上で継体天皇伝説にゆかりがあるとも、戦国時代にこの地を支配した根尾氏の城館にあったとも伝えられます。幹回りが8メートル以上はあろうかという「エドヒガン」の大木です。旧根尾村、現在は本巣市根尾の高台にあります山高神代桜=山梨県北杜市、三春の滝桜=福島県三春町とともに「日本三大桜」と呼ばれています。国の天然記念物で、花びらが満開時の白色から散り際になると薄墨色になるのが名前のおこりです。枯死寸前だったのが戦中、戦後の2度の大手術で見事に蘇ったのですが、宇野さんたちの奔走のおかげでもあります。続いての「桜紀行」といきたいところでしたが、ことしの満開はひと足早く今月上旬でもう「葉桜」でした。

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年間20万人とも25万人とも言われる見物客の大半が花どきに集中しますが、この日はお年寄りが意外に多いのに気付きました。グループで、あるいは御家族に手をひかれたり車いすに乗って。皆さんの会話を聞いていると「まだまだ元気そうじゃねえ、葉の勢いがええ」とか「枯れたところがまったく見当たらん」とか。つまり「葉桜」の様子で<桜の健康診断>をしているようなのです。「良かった、また元気を貰いました」と言う声も聞こえてきました。花のシーズンは車も大渋滞ではるか遠くの駐車場から足を運ぶのも難儀、しかも一方通行の混雑でなかなか前に進めないし。皆さんいわば「常連さん」ばかりですから、若いころに何度も堪能した「満開の桜」が脳裏に鮮やかなはず。だからこそこういう楽しみ方もあるのかと感じ入った次第です。考えすぎ?私自身も今回で5回ほどになりますが満開だったのはたった一度だけ、満開の感動よりもあの難行苦行にうんざりしたのを思い出した次第です。 (記入者:野次馬)

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コメント

サクラの開花は天候に左右されるので、見頃に行くことは難しいですね。
でも、このような楽しみ方もあるんですね。

亀さんへ 一緒に行った家内はさすがにがっかりしたようですが、私の方はお年寄りの声を拾ったのが興味深い印象でしたし、違った意味での「桜紀行」となりました。毎年そうですが新種の桜を調べるのに書庫の桜図鑑を引っ張り出して楽しんでいます。

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