琵琶湖の水鳥もそろそろ帰り支度
冬を琵琶湖で過ごした水鳥たちもそろそろ帰り支度、湖北・高島市の新旭水鳥観察センターから眺めても数十羽になりました。これは窓からの夕景ですが、少し物悲しいような眺めです。
「何も写ってないじゃないか」と言われそうですが、木の根元のところに額に白い模様があるオオバン(ツル目クイナ科)がいます。望遠スコープで確認できたのは他にキンクロハジロ(カモ目カモ科)、ホシハジロ(同)、マガモ(同)、カンムリカイツブリ(カイツブリ目カイツブリ科)、カイツブリ(同)でした。それにアオサギ(コウノトリ目サギ科)が一羽飛んできました。このうちオオバンやアオサギ、カイツブリの仲間は留鳥ですから年中観察できます。琵琶湖はむかし「鳰(にお)の海」と呼ばれていました。鳰はカイツブリのこと。数十秒は水に潜って魚を取る姿が愛らしい鳥です。 (記入者:野次馬)
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皇居のお堀にいた渡り鳥もほとんど北に戻っていったようで、先日、お堀を見たときには数羽しかいませんでしたよ。
春になったんですね。
投稿: 亀さん | 2009年3月23日 (月) 21:14
このあたりの桜は4月の第2週あたりが見ごろとなりそうです。南にある大津より1週間遅れです。その頃には野鳥の数もさらに減っていそうです。野鳥センターの方から(カヤックの)着岸OKと言われましたから。というのも12日にここでカヌー体験や木登り「ツリーイング」の「Earth Day Biwako 2009」というのを計画していますので。 野次馬
投稿: 野次馬 | 2009年3月23日 (月) 22:44
野次馬さん、波模様が風情があって良いですね。
渡り鳥が居なくなると、何だか寂しいですね。
ino
投稿: ino | 2009年3月24日 (火) 00:52
そうですね。芭蕉に「四方より 花吹きいれて 鳰の波」という句があります。湖上に桜の花びらが散り敷かれて鳰=カイツブリが波に浮かんでいる情景でしょうか。その桜の季節も間もなく。同じく「行く春を近江の人と 惜しみける」という湖国の春です。
野次馬
投稿: 野次馬 | 2009年3月24日 (火) 08:40