新広島市民球場
WBCでは大いに盛り上がりましたが、プロ野球の公式戦も間もなく始まります。週末には新広島市民球場の竣工式が盛大に行われました。本日の楽天ブログ『石山文也の「きょうのB玉」』でその話題を取り上げましたので転載させていただきます。 (記入者:野次馬)
広島の戦後復興のシンボルだった広島市民球場に代わる新球場(新広島市民球場=通称・マツダスタジアム)が完成した。プロ野球・広島東洋カープの本拠地となる。地元出身の私、熱烈なカープファンだったオヤジに連れられて広島カープの試合をよく見に行った。試合の中身や人気選手についての記憶は全くないのに、経営難から球団存続が危ぶまれたころの酒樽を使った「大樽募金」だけは肩車をしてもらい中を覗き込んだのを覚えている。「あんまり入っとらんねえ」と生意気な口をきいて叱られたせいもある。周りはそれでなくても気の荒いカープびいきばかり、下手に文句を言われてもと父はたしなめたのか。原爆ドームのすぐ北側にあった旧・市民球場はバスセンターの隣だったが、新球場は玄関口のJR広島駅の近く、貨物操車場の跡地にある。外野が右翼100m、左翼101mと左右非対称で、内野がすべて天然芝というのも珍しい。<野球を楽しめる球場>をめざし選手と同じ目線でゲーム観戦できる560席の「砂かぶり席」も登場するなど米大リーグの球場のいいところをできる限り取り入れた。竣工式では旧・市民球場から運ばれた砂が「土入式」でまかれた。こけら落としは4月10日の対中日戦。「21世紀の広島の新しいシンボル」という新球場にふさわしいのはやはり久しぶりの優勝だろう。
注:新球場の正式名は「MAZDA Zoom- Zoom スタジアム広島」
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コメント
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野次馬さん、市民球場は広島財界の寄付で、私たちが小学校6年生の7月末に対阪神戦のナイターでオープンしました。(この試合は、テレビ中継があり、ボロ負けでした。)
亀さんは、それ以前からのファンで、土曜日は呉二河球場、日曜日は観音の県営総合球場のダブルヘッダーに親類のおじいさんに連れられていきましたよ。長谷川良平が土曜日に投げて、日曜日の第2試合にも投げていましたよ。
なお、「樽募金」は県営球場時代のものだと亀さんは記憶していますよ。だから、野次馬さんも県営球場にいったのでは・・・。
また、当時の球団名は「広島カープ」で、亀さんの頭に「広島東洋カープ」の名前はありません。
投稿: 亀さん | 2009年3月30日 (月) 13:31
亀さんへ さすがは「筋金入りのカープファン」ですね。「樽募金」はそうだったかもしれませんね。入ってすぐのところにあったような。初ゲームの阪神戦はボロ負けだったんですか。先日別件で調べた『広島新史』には旧・市民球場のことを「ナイター設備も完成した昭和32年7月24日からは<球場完工記念祝賀シリーズ>として阪神、大洋、国鉄、巨人、中日の5球団が来広し、8月7日まで9試合を行った。結果は3勝7敗1分けだったが定員1万8千人に対して2万3千人以上が入場して超満員だった」とありました。チーム名もその前年1月に「カープ球団」から「広島カープ」になっています。「広島東洋カープ」になったのは42年でしたね。 野次馬
投稿: 野次馬 | 2009年3月30日 (月) 17:09
亀さんへ 「募金」の場所はさらにもう一つ前身の県営球場でしたか。ご指摘を受けて「広島カープの試合をよく見に行った」と修正しました。
ところで新球場はJRの列車や新幹線からよく見えるように線路に面した側が開けてあるそうです。試合を見に行くファンにとっては、わくわく感が球場に着く前から演出されますね。 野次馬
投稿: 野次馬 | 2009年3月30日 (月) 19:08
野次馬さん、新球場の紹介有難うございます。米国メジャー球団と同様なコンセプトで作ったとういう噂も聞いていますので、見るのが楽しみです。
広島駅の傍にあるのは、列車で来る人にはありがたいでしょうね。
投稿: INO | 2009年3月30日 (月) 20:51
中国新聞じゃあ毎日どっかの紙面に
新市民球場の記事がのってますよ。
「MAZDA Zoom- Zoom スタジアム広島」
良いネーミングですね。
投稿: IWATO | 2009年3月31日 (火) 22:50