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2009年1月11日 (日)

紫式部ゆかりの石山寺へ初詣(1)

3連休のなか日、地元恒例の新春行事「わがまち‘いしやま源氏物語’ウォッチング」に誘われたので出かけてきました。うちはお客さんがみえるたびに石山寺を案内するのですが、今回は第52代の鷲尾遍隆座主から直接、寺の歴史や紫式部の話が聞けるというので楽しみにしていました。

石山寺は奈良時代の天平年間に奈良・東大寺の大仏建立にあたって金の産出を願って良弁僧正によって建立されたといわれていますが、座主はその80年も前に「壬申の乱」で討たれた大友皇子を祀ったのが始まりとする説や、大量の金が産出した御礼に6寸の仏像を奉納したのが始まりという3つの説があることを披露し、紫式部だけではなく「枕草子」の清少納言や「更級日記」の菅原孝標女=たかすえのむすめ=をはじめ近松門左衛門、なんとあの芭蕉は住まいの幻住庵と境内の芭蕉庵とを行ったり来たり、半年近く滞在したという記録があるなど多くの文人がおとずれたことを紹介してくれました。

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石山寺の由来は境内にある天然記念物の硅灰石(けいかいせき)。左の写真に写っています。後ろが切手にもなった国宝の多宝塔です。同じく国宝の本堂は京都・清水寺と同じ「舞台造り」で淀君の寄進です。

本堂東側の紫式部の間には等身大の人Cimg0903形が。もちろん「十二単」です。ここに7日7晩籠って「明石の巻」の想を得たといいます。石山寺は西国33所札所の13番。本尊の秘仏・如意輪観音は、ことし春と秋に2度の特別開扉が予定されています。開扉は3月1日正午、日曜日みたいなのでお参りしますか。                                     (記入者:野次馬)

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コメント

野次馬さん!
やはり、石山寺には歴史が詰まっていますね。
亀さんも、一度行って見たいですね。
特に、紅葉の季節はいいんでしょうね。

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