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2009年1月15日 (木)

「えーと、あれなんだっけ」

私の場合は「この歳になると」ではなく、昔からそうなんですがえーと、あれなんだっけ」と思うことがよくあります。正月明けに「清水寺界隈の散策」で紹介した清水寺仁王門前に掲げられた「のぼりみたいなもの」もそうですえーと、あれなんだっけ」とその時は思ったもののそのまま忘れていました。

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拡大するとこうなります。龍頭をてっぺんにつけた金属のポールに「あれ」は吊り下げられていて、風にはためいています。

みなさんもきっと経験があると思いますが辞書をひくときには、パソコンの検索もそうですが、探す目的の「もの」とか「ことば」が正しくわからないと答えにたどり着けません。結局、「えーと、あれなんだっけ」で終わってしまうというわけです。

それがたまたまけさ思い出したんです「そうそう、あれは<ばん>といった」と。漢字で書くと八幡さまの「幡」やったー、と念のため辞書をひいてみたらこんどはたどり着くことができました。

広辞苑:仏、菩薩や法要の場を荘厳=しょうごん、飾ること=供養する旗。三角形の幡頭、と幡身、幡手、幡足から成り、布、金銅などで作る。

なるほど。風にはためいていたのは幡身と幡手の部分、結んであったのが幡足です。そういえば、と思って奈良・東大寺の大仏殿に行った時の写真を見てみると、大仏さんの右のほうに一部ですが写っているのが同じ幡です。こちらはくすんではいますが金銅製のようです。 (記入者:野次馬)

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コメント

野次馬さん! 「何だろう?」と思ったら調べ、探求するのが、楽しいですよね。老化防止にもなります。
今回も勉強になりました。
ところで、「龍頭」とありますが、「りゅうとう」ですか?「りゅうず」ですか?「龍頭()蛇尾」は「りゅうとう」だし、時計の「竜頭」や「竜頭の滝」は「りゅうず」なので…。

亀さんへ 答えは次の3択から
①りゅうとう=りょうとう
②りゅうず
③たつがしら
実は書斎にある辞書や資料を総動員し、さらにネット検索して調べましたが、諸説あってわかりませんでした。そこで私、清水寺に電話して詳しい僧侶のかたに伺いました。野次馬らしいでしょ。
正解は②です。ただし「うちの寺では」ということですので念のため。余談ながら時計のネジのところも、さらには釣鐘の上部のところも同じ「りゅうず」ですよね。もうひとつ、最初に書いた時に「山門」前としましたが正しくは「仁王門」でしたので訂正しておきました。別名「赤門」(誰かさんの母校みたい)国の重要文化財です。

野次馬さん、、「龍頭」の話と写真は大変面白かったです。私は、お寺の雰囲気が好きなので(子供のころの田舎の思い出にも繋がっているかもしれません)、お寺の話題は好きです。
そういえば、京都は、お寺の本場?ですね。今後もトピックスをお願いします。(INOより)

INOさんへ 承知しました。お楽しみに!とはいっても先ほど地元のお寺の話題を紹介しておきました。ところで富士山はいつ、どこから見てもいいですね。話題になった車の「湘南」ナンバーと同じような「富士山」ナンバーというのはありましたっけ。あれば、番号は何といっても「33-76」でしょうね。

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