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2008年12月 2日 (火)

奮闘記 その4 磨針峠

旧・中山道67次のうち江戸から数えて62番目の番場宿と63番目の鳥居本宿の間にある峠です。「すりはりとうげ」と読み滋賀県彦根市にあります。以前から一度は訪ねてみたいと思っていましたが、北近江を支配した守護大名・京極家の菩提寺である米原市の清瀧寺徳源院へ紅葉見物に出かけた帰りに寄ってきました。清瀧寺のほうは1週間遅かったので見頃は過ぎていましたが境内の三重塔そばの紅葉を撮ってきました。

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でも画像のほうも「見ごろ過ぎ」ですよね。まあ、こんな感じということでお許しください。

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磨針峠には弘法大師にまつわる伝説があります。むかし、弘法大師がこの峠にさしかかると一人の老人が一心に石で斧を磨いているのを見つけました。不審に思って尋ねると老人は「この斧を針にするために磨いているのです」と答えました。大師は不思議なことをするものだと思ってよく見ると老人の姿は消え失せていました。そこで大師は神霊が自分に悟りを与えてくれたのであろうと感じて「道はなど 学ぶることの 難からん 斧を針とせし人もこそあれ」と一首を詠じ、峠の名を磨針峠と名付けました。

これは手元にある『近江むかし話』(滋賀県老人クラブ編)にありますが、私自身はこの変形バージョンのほうが好きです。それはこうです。むかし、都での仏道修行がつらくて自分の在所へ逃げ帰ろうとした若い僧がこの峠の民家に一夜の宿をお願いしました。その夜、ふと目覚めるとその家のおばあさんが斧を砥石で磨いているではありませんか。僧は「ひょっとして・・・」とたいそう驚きますがそれに気づいたおばあさんは「心配せんでええ、わしはこうして針を磨ぎ出しているんじゃ。もう何十日もこうしておる」と。それを聞いた僧は自分の行動を反省して翌朝、都に引き返しました。そして修行の末に弘法大師というえらいお坊様になりましたとさ、というものです。

こうして長々と紹介したのは以前に新入社員向けにこの話を何回か紹介したところ「感想文」に「針を磨く話はよかったです。私も苦しい時はそれを思い出して頑張りたいと思いました」と書いてくれたのがいて、調子に乗ったことがあったからです。今は明治天皇お休み処の石碑があるくらいですが。                   (記入者:野次馬)

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コメント

野次馬さん、文章は素敵ですが、写真が拡大されすぎですね。写真を挿入するときに横幅を指定するとOKです。(横幅一杯は360なので、その半分弱で175位が良いと思います)
(INOより)

野次馬さん、頑張っていますね!
だんだん良くなる…ですよ。
愛読者から「ブログが充実してきましたね」というコメントが入っていますよ。

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