蝋けつ染めの装飾
地下鉄のホームで電車の到着を待っているときに、自然に目に入ってくるのは、ホームの広告看板や壁画です。無粋な宣伝広告は、感心しませんが、美しい壁画や装飾は通勤の人々の目を和ませてくれます。
その中で、亀さんが素敵だなあと思うのは、東京メトロの溜池山王駅です。なかでも、一番気に入っているのは、同駅の南北線のホームにある、18枚の蝋けつ染めの絵です。これは、近くに本社のあるJT(日本たばこ産業)の提供によるもののようです。
蟹・竹・蕪・柊鰯(ひいらぎいわし)・菜の花・桜・兎・瓢箪・鴛鴦(おしどり)・波千鳥・菊・蜻蛉(とんぼ)・萩・月・茄子・稲穂・海老・木賊(とくさ)と春夏秋冬の題材のものが飾られています(上左の写真の左上から順に)。
下に、その写真を掲載しますので、その日本的な美しさを鑑賞してください。
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コメント
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日本的な蝋けつ染めを眺めながら電車を待つのはいいですね♪
電車が遅れても気にならないかも・・・
どれも皆いいですね~
こういう美しいものが街にあふれて、
人々の目に入ることが多くなれば
心も穏やかになって攻撃的な人も少なくなるような気がします。
投稿: ほよりん | 2008年12月10日 (水) 22:41
> ほよりんさんへ
明日も紹介しますが、この溜池山王駅ほど、ホームの装飾がきれいなところは無いと、亀さんは思います。
地下鉄は、外の風景が見られないので、すべての駅で、通勤客の目を和ませる工夫をしてもらいたいものです。
投稿: 亀さん | 2008年12月10日 (水) 22:47
駅の広告看板なんかはあまり見てないですね。
広電の宮島線の駅には駅近所のお店の看板が沢山あるよ。
○○酒店、○○商店。。。
すごーい年季の入ったローカル看板ばかり。
投稿: IWATO | 2008年12月10日 (水) 23:21
こういう楽しみって、都会ならではですね(当地に地下鉄はありません
)
蝋けつ染めって、線の感じがいかにも「アナログ」で好きです。
こういう広告に目が行くのは、普段から感性を磨いていらっしゃるからですね。
投稿: ubazakura | 2008年12月11日 (木) 00:12
> IWATOさんへ
広電の電停のような広告は、それはそれなりに、田舎らしくて、いいですよ。
電車・バスの中の広告も、都会と田舎は違いますよ。都会の電車は、小さな映像画面があって、テレビコマーシャルのような動画が流れたりしています。
投稿: 亀さん | 2008年12月11日 (木) 12:13
>ubazakuraさんへ
通勤客は時間に追われて、そんなキレイなものでも気がつく人は少ないようです。
でも、外の風景が見えないだけに、このようなものが貴重だと亀さんは感じています。
投稿: 亀さん | 2008年12月11日 (木) 12:17
こんにちは~
お洒落な作品ですね!私もぜひ見てみたいと
思います。
投稿: 安曇野 | 2008年12月11日 (木) 13:02
>安曇野さんへ
駅によって、おしゃれな駅、無粋な駅といろいろです。
心を和ませる、おしゃれな駅が増えると、ギスギスした世の中が少しでも明るくなると思うのですが…。
投稿: 亀さん | 2008年12月11日 (木) 14:55
蝋けつ染めの素晴らしい作品を楽しませて
いただきました。
投稿: mico | 2008年12月11日 (木) 18:34
> micoさんへ
これが美術館ではなく、地下鉄のホームで見られるのが素晴らしいと思います。
でも、多くの人が気が付かないんですよ。
投稿: 亀さん | 2008年12月11日 (木) 22:21