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2008年12月 9日 (火)

共感力

今回のノーベル賞受賞でニュースを独占している感があるのは物理学賞の益川敏秀・京都産業大学教授ではないかと思う。今回は過去最多の日本人が受賞したということはあったが、スウェーデンへの出発風景から機内の同行取材までそれこそ一挙一投足を細大漏らさず報道されるなど異例の扱いである。まさにひとつの社会現象であるともいえる。

英語を話せないとか、これまで一度も海外へ出かけたことがないとか、授賞式だって「向こうが来いというから」などと忌憚ない物言いである。それになんだかあの映画評論家・淀川長冶さんによく似た風貌である。英語を聞いて理解することと英語を話せるというのは我々日本人にとって大きな<壁>があることは確かではあるが益川教授がまったく話せないとは思えない。詮索するつもりはないし、先日亡くなった漫画家の赤塚不二夫さん流に言うと「それでーいいのだー」ということではある。

降ってわいた未曾有の不況到来といい、暗い事件の続発といい、不安定きわまりない政局といい、そんななかで国民大衆は益川教授の明るいニュースを心から楽しんでいると思う。それが「益川的共感力」かな。間もなく授賞式本番だからそれを注目しますか。かく言う私もすっかりその共感力に染まってしまいましたぞ。(記入者:野次馬)

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コメント

野次馬さん、始めまして。
亀さんにはちょくちょくコメントさせていただいています。

益川教授、魅力的ですね。
今日も「いよいよ授賞式ですが、お気持ちは?」というテレビの取材に対して「そのために来たんだから、なにということもないよ。」と飄々とおっしゃっていました。
私も、「益川的共感力」にやられてます。

>ubazakuraさんへ(亀さんより)
野次馬さんの本格参戦で、このブログも益々楽しくなっています。
野次馬さん、INOさんにも熱いコメントをよろしく!

野次馬さん、(*´∀`)ハジメマシテ☆★
今回のノーベル賞には、おこがましくも私も共感を持ちながらニュースを聞いております。
今までにない日本語オンリートーク(笑)
益川教授ご本人が 
『日本人だから、日本語を喋るだけ。日本語の表現力の良さも一緒に伝えたいだけなんだ。』
そんな風に仰っていたのがとても印象的でした
明るいニュースに感謝ですね

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