湖東三山の紅葉
前回「奮闘記その3」で紹介した斧磨のあるのは琵琶湖の東に連なる湖東の山々の麓です。「湖東三山」とはその山々ではなく、同じくその麓にある北から龍應山西明寺(さいみょうじ)、松峰山金剛輪寺(こんごうりんじ)、釈迦山百濟寺(ひゃくさいじ)の三つのお寺を言います。いずれも関西の紅葉名所で毎年、シーズンになると休日には車ではそばに行けないくらい混雑します。この秋、私は現在西明寺と金剛輪寺にお参りしましたが「血染めの紅葉」と称される金剛輪寺のは見頃でした。ここの本尊はあの行基が彫っている最中に胴のあたりから血を流したので荒彫りのままにしたと伝えられる秘仏の聖観世音菩薩で、この故事に因んでそう呼びます。本堂に「血染めの紅葉」と大きく印刷されたパンフレットが置かれていましたがちょっとびっくりしますよ。(記入者:野次馬)
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コメント
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野次馬さん、一挙に3連発とは、技術の向上が著しいですね。
さすがは、京都・滋賀の紅葉はきれいですね。
京都への転居で、いよいよ文才が刺激されそうですね。
投稿: 亀さん | 2008年11月29日 (土) 01:08