フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 歓迎 「野次馬さん」のブログ筆者参加 | トップページ | 飛鳥山の十月桜 »

2008年11月10日 (月)

雑司が谷界隈を歩く・5

    ―雑司ヶ谷霊園と紅葉―08110644 08110645_2 08110636 

都電唯一の鉄橋から坂を登って行けば、すぐ雑司ヶ谷霊園(注1)に着きます。その坂の途中の大谷石の石垣の窪みに親指くらいのミニ地蔵がたくさん置かれていたのが印象的でした。

雑司ヶ谷霊園は、明治7年に開設された6箇所の公共の墓地の一つで、現在都区部にある4箇所の都立霊園(青山、雑司ヶ谷、谷中、染井)の一つです(注2)。

広さは10ヘクタールで、緑の樹木の中に、多くの有名人、無名人の墓が整然と並んでいて、ゆったりとした時間が流れています。霊園内の木々もようやく紅葉が始まったところですが、ケヤキやイチョウの一部が色づいていました。081106432_2 081106483_3 081106625 

亀さんは、さっそく著名人の墓めぐりをすることにしました。ところが、誰の墓かを示す案内板はなく、持っていた資料では探しようがありません。

そこで、管理事務所で、「雑司ヶ谷霊園マップ」を入手し、そこに掲載されている人を中心に著名人の墓の探訪を開始しました。(墓の写真は、冒頭に掲載した夏目漱石を除き、末尾に文章登場順に掲載。)

とはいえ、最初の小栗上野介(開明派の「最後の幕臣」)の墓はなかなか見つかりませんでしたし、偉大な言語学者の金田一京助の墓の発見にも時間が掛かりました。

しかし、次第に探すコツが分かり、後は順調でした。夏目漱石の墓は「明治の文豪」という品格でしたし、竹久夢二の墓は「大正ロマン」という雰囲気を醸し出していました。中濱(ジョン)万次郎の墓はその功績のせいか、非常に広大で、その隣りには、美人洋画家の東郷青児の墓がありました。

“秋の日は釣瓶落とし”と言いますが、ふと時計を見ると15時半を過ぎていたので、ピッチを上げて墓めぐりを続行しました。人気詩人のサトウハチー、戦後の大政治家の愛知揆一、自由学園創設者の羽仁もと子、ラフカディオ・ハーンの小泉八雲、耽美的な小説家の永井荷風の墓などを巡りました。

そのほか、印象的な墓の写真を撮り、家に帰って調べると、女医第1号の荻野吟子前衛的な劇作家の村山知義の墓でした。荻野吟子はなかなかの美人だったようですね。

全体的には、宗派も幅広く(キリスト教、仏教等)、墓の形・規模も色々でした。著名人でも小さな墓があるかと思えば、無名の人の大きな墓もありました。また、幾つかの墓に「名刺入れ」があったのには驚きました。

なお、いずみたく、江戸屋猫八、大川橋蔵、鬼あざみ清吉(江戸時代の大盗賊)、東条英機などの墓は見つけられませんでした。「雑司ヶ谷霊園に眠る著名人」 のリスト(注3)もあったようなので、事前準備をもっとしておけば…と思いました。

以下、冒頭に掲載した夏目漱石の墓以外の墓を文章登場順に掲載しておきます。(このシリーズ・終り)(記入者:亀さん)08110638  081106401 081106472_2   081106491 0811065108110659 08110653  08110654   08110655 08110656Lrg_10934523_2 08110658

(注1)雑司が谷霊園:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html

(注2)都立の霊園の沿革:http://www.tokyo-park.or.jp/search/detail_soul/history.html

(注3)雑司ヶ谷霊園に眠る著名人:http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/jousetsu/list.htm

« 歓迎 「野次馬さん」のブログ筆者参加 | トップページ | 飛鳥山の十月桜 »

コメント

雑司が谷には姉が眠っています。
時々 お墓参りに行きますよ。
有名人のお墓を意識的に見ていませんが ところどころで見ています。
おはようございます。
「小菊4」へのコメントありがとうございます。
今日のアップは「小菊5」です。我が家の小菊シリーズです。

> oohay7901さんへ
そうですか。亀さんの知人の家の墓も雑司が谷にあるようです。
都心から近く便利で、環境も良好ですね。あのような素敵な環境だと、安らかに眠れると思います。

亀さん、こんにちは。
お墓巡りというか、お墓探訪というか、なかなかに味わい深い時間が過ごせたようですね。
自分も墓参りには行きますが、なかなか他のところを見て回ることはしません。
こうして拝見すると、一口に墓と言ってもいろんな意匠をこらしたものや、個性的なものがありますね。
特に女医さんの墓はすごいです。

お墓めぐりとは、渋いですね。
でも、マップまであるくらいですから、東京ではポピュラーなんでしょうか?

竹久夢二のお墓は、墓碑銘がリアルですね。本人の希望なのでしょうか?

亀さん、この墓めぐりは興味深いです。有名人も意外に普通の墓だったりするんですね。その点、夏目漱石の墓は立派ですね。昔の墓は大きいのが多いみたいですね。(INO)

何にでも興味を持つ亀さんですが。。。
お墓巡りとは。
でもジョン万次郎や女医さんのお墓を画像アップで
みてしまいました。
白衣の天使の方のお墓を見た事ありますが
やっぱり、こんな感じの優しい物でした。

>well-U さんへ
はっきり言って、鬼子母神のついでだったのですが、次第に面白くなって、時間的には鬼子母神より時間を掛けていました。
意匠を凝らしたものも、そうでないのも、色々ありました。

> ubazakuraさんへ
文学の好きな人は文学者の墓、歌舞伎の好きな人は歌舞伎役者の墓、音楽の好きな人は…というように、ジャンル別に回る人が多いようです。
もちろん、有名人の墓の探検隊もあるようですが…。

>INOさんへ
夏目漱石の墓には、何か「権威」のようなものを感じました。
概して、明治政府の高官(叙位叙勲から判断)の墓が広く、豪勢だったような気がします。
今の墓地の広さよりはゆとりがありましたよ。

>福寿草。さんへ
はっきり言って、紅葉の観察もありますが、鬼子母神のついでだったのです。
でも、興味が出て、時間を掛けて回っていました。奥さんは、呆れていましたが…。
最後に行った、荻野吟子の墓が一番特徴的でした。女医第一号と知らないで写真に撮りました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/177803/43048977

この記事へのトラックバック一覧です: 雑司が谷界隈を歩く・5:

« 歓迎 「野次馬さん」のブログ筆者参加 | トップページ | 飛鳥山の十月桜 »