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2008年11月

2008年11月30日 (日)

神代植物園の皇帝ダリア(速報)

亀さんが皇帝ダリアの記事を書いているのでダブってしまうけど、実は私も土曜日(11/29)に家内と神代植物園に紅葉を見に行って、初めて皇帝ダリアの威容を見ました。速報で、その写真を報告します。(INO)

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つくばチャレンジ2008(自律ロボットが道路で競争)

先週の金曜日(11月21日)に、茨城県つくば市のつくばエクスポセンターで「つくばチャレンジ2008」が開催された。自律ロボットが公道(遊歩道)の決められたルート1kmを無事往復できるかを競うものである。筑波大学の油田教授が委員長となって、全国から50台のロボットが集まって盛大に競争した。

小生も、ロボットには大いに関心があるので、カメラを持って駆け付けて一日を楽しく?過ごした。しかし、自律ロボットが部屋を出て公道を走るのは、かなり過酷な競技であることを実感する結果となった。実は、完走できたのは、ヤマハ発動機のロボット1台だけであった。あとは、惜しくも500mの折り返し地点で、曲がる個所を間違えて失格になったロボットが数台ある。例えば、ロボットにとって、道路に立っている物が、木か人間か「折り返し地点のポスト」か、を判断するのは難しい。予め地図を覚えていても、突然の自転車や障害物の出現には、停止したり迂回しなければいけない。

逆に考えれば、1台でも完走出来たのは素晴らしいことであって、自律的に荷物を運ぶロボットや、半自動運転の車椅子/自動車などは、かなり実現性が高まっていると考えられる
(INO記す)

小生が撮影した「つくばチャレンジ」の風景やロボット達
  スタート地点、走行ルートの遊歩道、ロボット達、周辺の風景(ロケットH-Ⅱが見える)、最後から2枚目のTV取材されているのは完走したヤマハ発動機チーム。

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■「つくばチャレンジ」を報告するHP

公式HP   http://www.robomedia.org/challenge08/

レポート http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/11/25/tsukuba/001.html

満開の皇帝ダリアは威風堂々!

  ―サルビア・レウカンサも頑張る!―081129054 081129032 08112901

先日、近所の人が「公民館の近くのMさんのお宅で、皇帝ダリアが満開で、とてもきれいですよ!」と教えてくれました。

その近所の人は亀さんがブログをしているのを知っていて、ブログのネタを提供してくれたようです。

亀さんは、早速その皇帝ダリアを見に行こうとしましたが、ここ数日、雨の日が続いたり、仕事があったりで、見に行けませんでした。

昨日、“あの雨や寒さで散っていないかな?”と心配しながら行ってみると、背丈が4~5メートルくらいの皇帝ダリアが満開です。花の少ないこの時季に、青い秋の空を背景に、スックリと立ち、大輪の花を咲かせています

原産地が中南米のキク科の花で、樹木に劣らぬ立派な幹をピンと伸ばし、威風堂々とした姿から、「皇帝ダリア」と命名されたようで、和名は「木立ダリア」と言うようです。

聞いてみると、4年前に植えてここまで育ったそうで、今年の花が一番きれいだそうです。

ふと、その根元を見ると、同じく中南米原産のサルビア・レウカンサ(注)が、寒さに負けずにまだ頑張って咲いていました。

家に帰るときに、シクラメン栽培農家の温室の前を通ると、温室はキレイな赤やピンクや白のシクラメンで一杯で、出荷の最盛期のようでした。(記入者:亀さん)081129093

(注)シソ科サルビア属。メキシカンブッシュセージ、アメジストセージともいう。原産地はメキシコ~中南米。

2008年11月29日 (土)

気まぐれ読書日記(2008年4号)

野次馬のペンネームで登場している私に、雑文好きな
オジサンから新作が届いたので紹介しておきましょう。
『気まぐれ読書日記』だって。この人が紹介するのはいつも
変った本が多いよね。ネットで500人ほど読者がいるみたい
だけど、それって<自称>ってやつだろうね、<公称>
ではなくて。「ポン(本)友ネット」っていうらしい。
もちろんタダだから、本が好きなら登録しておいて損はないか。
  FZB00517@nifty.com

次回のテーマは「毒」その次は「旅」だって。「気まぐれ」
なんていうのに予告なんかしてホント大丈夫なの。

■気まぐれ読書日記
 「kimagure-08-04.doc」をダウンロード

(野次馬)

久しぶりの上海蟹

   ―神田神保町の「新世界菜館」で―081125011 081125032 081125054 081128011

少しうれしいことがあって、友人たちと、今が食べ頃の上海蟹を食べに、神田神保町の上海料理の老舗「新世界菜館」(注1)に行きました。上海蟹を食べるのは十数年ぶりです。

この店は、上海蟹を中国から最初に直輸入した店のようです。また、店の主人の傅健興(フウ・ケンコウ)氏が中国の元首相・周恩来氏が留学生時代に好んだ料理を文献を元に再現して、「周恩来が大好きだった神保町の食」として客に提供しています。さらに、1989年醸造のヴィンテージ紹興酒なども売り物です。

上海蟹は正しくはシナモズクガニといい、本来、9月から11月頃蘇州近郊の陽澄湖や無錫太湖で採れるものを特に上海蟹と呼んでいたようです。この店も、当初は、この湖のものを直輸入していたようですが、水質汚染もあり、今は、多くは、南京郊外の高淳の近くにある石臼湖から運ばれてきているようです。

上海蟹は生きた状態で、客の前に出されます(写真上左)傷つかないように紐で縛ってありますが、目玉は動いています。“食べるのがカワイソウだなあ!”と…露ほども考えませんでした。

客はそれぞれ気に入ったものに自分の名札を付けます。これは、外形は同じでも、開けてみると蟹ミソなどの量が異なるので、公平を期して事前に自分のものを決めておくのだそうです。上右の写真が蒸し上がった状態ですが、名札が付いているでしょう!

これを、客が食べやすいように、店員さんが一杯(匹)(注2)ずつきれいに解体をしてくれます。

実を言うと、料理は、下の写真の菜譜(献立表)のように、前菜からデザートまで8品が次々に出てきたんですが、食べるのに夢中で、写真は上海蟹だけにしました。

上海蟹をはじめ、料理はすべて美味しかったですよ!広島の大黒神島産の牡蠣の料理は、故郷の食材だけに感激しました。

ただ、蟹自体を評価すれば、上海蟹は川蟹のモズクガニの一種なので小さく、海の蟹のワタリガニや越前ガニ、松葉ガニ、ズワイガニ、タラバガニ(注3)などに比べて、食べ応えがなく、味も薄いような気がしました。

でも、店の雰囲気とか全体的な献立の中で評価すれば、“大満足!”という食事でした。

なお、付近の公園にある「周恩来ここに学ぶ」という記念碑の写真を載せておきます。(記入者:亀さん)

(注1)新世界菜館:http://www.sinsekai.com/

(注2)生きた蟹は1匹、2匹と数え、死んだ蟹は1杯、2杯と数えるようです。

(注3)タラバガニは、カニといいますが、ヤドカリの仲間です。081125061 081128031

2008年11月28日 (金)

湖東三山の紅葉

前回「奮闘記その3」で紹介した斧磨のあるのは琵琶湖の東に連なる湖東の山々の麓です。「湖東三山」とはその山々ではなく、同じくその麓にある北から龍應西明寺(さいみょうじ)、松峰金剛輪寺(こんごうりんじ)、釈迦百濟寺(ひゃくさいじ)の三つのお寺を言います。いずれも関西の紅葉名所で毎年、シーズンになると休日には車ではそばに行けないくらい混雑します。この秋、私は現在西明寺と金剛輪寺にお参りしましたが「血染めの紅葉」と称される金剛輪寺のは見頃でした。ここの本尊はあの行基が彫っている最中に胴のあたりから血を流したので荒彫りのままにしたと伝えられる秘仏の聖観世音菩薩で、この故事に因んでそう呼びます。本堂に「血染めの紅葉」と大きく印刷されたパンフレットが置かれていましたがちょっとびっくりしますよ。(記入者:野次馬)

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奮闘記 その3

画像の貼り付けができないと奮闘する私、ネットで「縮専=縮小専用」というのを入手しました。そこで何度か原稿が採用されたことのある「難読地名」をひとつ紹介してみましょう。

斧磨」:琵琶湖の東側に広がる湖東平野を区切る山裾にあります。この2文字で「よきとぎ」、よきの別名を持つ斧を研(と)ぐ=磨ぐ、という構成です。むかし郷=集落の住民が交代で燃料となる焚き木を取りに山へ入りました。この輪番制を「ばんやれ}といい、その際に斧を石でしょっちゅう磨いたことが名前の由来とされました。郷の入口に地名の由来などを紹介する立派な石碑ができています。この場所からは遥かに湖を見ることができます。

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もう頑張らなくても…

 ―ど根性夏ミカンはまだ頑張っている!―081117011 081117033

8月初めに最終の報告(注)をしたはずだった、“都心のど真ん中のど根性夏みかん”の近況を報告します。

前回、“今年の最終報告とします。”と書いたのは、“去年の夏みかんの実が今年の実の成長とともにすぐに落ちるだろう!”と思ったからです。

しかし、上の写真を見てください!

今年の実がかなり大きくなったのに、去年の実が相当たくさんぶら下がっているのです。

人間社会では、“後進に道を譲る”といういい習慣があるんですが、これでは、先輩は“永遠に不滅です”と言わんばかりです。

亀さんは、わが身に置き換えて、“今年の実に十分な栄養分がいくように、何時までも枝にしがみ付いていないで落ちた方が楽なのに…”と感じる今日この頃です。

それにしても、何時まで頑張るつもりなんでしょう?(記入者:亀さん)

(注)「都心の夏みかん・最終報告」(08.08.07):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_88ca.html

2008年11月27日 (木)

皇居ぐるっとウォーク・その4

   ―大手町・内堀通り・ゴール!―081122081 081122085 081122084 081122087

常盤橋公園から少し行くと、大手町のビジネス街です。大企業、大新聞の本社や大銀行の本店のビルが並んでいます。少し向うには丸ビルなどの丸の内のビル群も並んでいます。

こんな中にも、サンケイ新聞の広場の巨大オブジェ(注)など屋外芸術や平安中期の武将・平将門の首塚など見るべきものが点在しています。081122089 081122093 081122090_2 081122092

その通りを行き、皇居の大手濠に突き当たると、内堀通りです。ここから、ゴールまでの2キロは右に皇居、左に大手町・丸の内の日本を代表するビジネス街を見ながら、歩きます。

内堀通りのお堀側の歩道では、今日も皇居周回のマラソン大会が行われており、スタイルに良い外国人女性ランナーも気持良さそうに走っています。

大手門の近くのラクウショ(落羽松)は見事に黄葉し、たくさんの実をつけています。また、お堀にはいつも泳いでいる白鳥、カルガモ、ユリカモメに加えて、珍しくカワウ(川鵜)が泳いでいます。081122097081122096  081122098 081122100

さらには、左の和田倉門のイチョウ並木の黄葉、左の皇居外苑の松の緑が見事です。遠くに二重橋には、多くの観光客が来ているのが見えます。桜田門、凱旋濠と中央官庁街が見えると、ゴールの日比谷公園はすぐです。

そして、亀さんたちは、午後1時半、スタートから4時間で、「皇居ぐるっとウォーク」を完歩しました。完歩の記念品は、アリナミンVと写真の携帯ストラップなどでした。アリナミンVは、写真も撮らずにすぐ飲んじゃっいましたよ!(終)(記入者:亀さん)081122107 081122109

(注)屋外彫刻の大家のアレクサンダー・リーバーマン氏の作品のようです。

2008年11月26日 (水)

皇居ぐるっとウォーク・その3

―水天宮・人形町そして日本橋・日本銀行―0811220552 081122056

隅田川大橋の西詰で隅田川に別れを告げると、途端に首都高速道路の高架下になります。渋滞で有名な「箱崎JCT」の下になりますが、下からは上の首都高速の渋滞は分かりません。そばには、かつて海外への出入り口の一端を担っていた「東京シティエアターミナル」がありますが、アメリカ同時多発テロ事件等の影響で搭乗手続き・出国審査業務が廃止され、海外旅行客からは忘れ去られた存在になりつつあります。0811220582 081122062

そこを過ぎると、安産祈願・子授けの「水天宮」はすぐそばです。この日参加している人々は、娘や孫娘のためにお参りに寄ります。亀さんたちもお参りをしました。

水天宮の先が、下町情緒が溢れる昔ながらの趣のある「人形町商店街」です。亀さんも何度か散策に来ました(注)。多くのウォーカーは、ここでも、人形焼の「重盛永信堂」、「板倉屋」や京のお漬もん処の「近為」や京扇子の「京扇堂」など馴染みの店に飛び込んで買物をしていました。

亀さんたちは、それを横目に先を急ぎました。人形町の交差点を左折し、楊枝専門店の「さるや」や京菓匠「鶴屋吉信」東京店の前を歩いていくと、程なく日本橋に着きました。081122066 0811220703 081122067_2  0811220651

日本橋は三越=三井グループの本拠地で、日本橋三越本店と三井本館が並んであります。日本橋三越の新館にはビルに赤いリボンが着られ、年末商戦の意気込みをあらわしていまいました。08112102 08112101

三越本店と三井本館の間の道を行くと、日本銀行本店があります(三井本館と日本銀行本店のライトアップの写真はその前日にその付近に行ったときに撮ったものです。)

その先の常盤橋公園で最後の休憩です。ここには、国指定の史跡「常磐橋門跡」があります。ここは、江戸城外郭の正門で奥州・日光街道への出口で、浅草口又は大手口と呼ばれていたようです。また、この公園には、この史跡の保存にも尽力した、「近代日本資本主義の生みの親」「産業・ 経済界の父」の渋沢栄一の銅像があります。(つづく)(記入者:亀さん)

(注)人形町界隈の散策(07.11.25・26):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_884a.htmlhttp://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/2_8ded.html0811220792081122076

2008年11月25日 (火)

皇居ぐるっとウォーク・その2

    ―月島そして大川端―081122027 0811220303 0811220314 08112203251

亀さんたちは、勝鬨橋の西詰の広場で小休憩し、心地よい風に頬を撫でられながら、光り輝く隅田川(大川)の水面、行き交う遊覧船などの船、大川と調和したリバーシティ21や聖路加タワーの大川端の開発をボーと眺めました。オゾン一杯の空気を吸い込んで、元気復活・再スタートです。

勝鬨橋を渡ると月島です。もんじゃ焼を食べるために、もんじゃストリート(月島西仲通り)に行く人たちもいますが、亀さんたちは先月来たばかりなので、予定コース・清澄通りから相生橋を目指します。0811220372 081122039

でも、途中のコンビニで「月島もんじゃまん」(もんじゃ風肉まん)を見つけて誘惑に負けました。さっそく買い求めて腹に入れます。さらに、もう少し行くと、焼豚で有名な「肉のたかさご」があり、ここでも誘惑に勝てず、少しお高くて美味い焼豚を買い求めました。やはり、下町は美味しいものが豊富です。081122044 081122041 081122042 0811220431

勝鬨橋を出て約40分で相生橋に到着します。晴海運河を一気に渡りますが、相生橋からの眺望も素晴らしいものがあります。橋の渡ったところには、右側に東京海洋大学(旧東京商船大学)構内にある帆船「明治丸」(注1)があり、左側に隅田川テラスのある越中島公園があります。

亀さんたちは、この公園のベンチで小休憩をとり、持ってきたバナナやクッキーを食べることにしました。目の前には、ウォーターフロントの先駆的な開発の大川端リバーシティ21をはじめとするビル群が展開していて、夜景・デートスポットとして有名ですが、昼間の眺望もなかなかのものです。

ここまでで予定コースの半分です。元気が付いたところで、再スタートです。ここから隅田川大橋までは、東京都が整備した「隅田川の水辺を巡る散策ルート」(注2)の一部を歩いていきます。足元には、葉っぱまで紫色のムラサキゴテン(ムラサキツユクサ属)が寒さに負けずに咲いていました。0811220461 081122048 081122049 081122052

越中島公園から永代公園を抜け、永代橋を渡って、日本IBM本社の脇の堤防を歩いて、隅田川大橋・首都高速9号深川線のところで、隅田川(大川)ともお別れです。この間の大川の水面と周辺の超高層ビル・橋の織りなす景観美は素晴らしいものがありました。特に、この日の一点の雲もない秋の青空で一層その美しさが引き立っていました。(つづく)(記入者:亀さん)

(注1)明治丸:http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/academics/meiji-maru.html。日本で初めての鉄製帆船で国指定の重要文化財

(注2)隅田川の水辺を巡る散策ルート:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/sumidamap/TOP.HTM

2008年11月24日 (月)

皇居ぐるっとウォーク・その1

   ―秋の東京・11キロを歩く!―

11月22日(土)の“いい夫婦の日”、亀さん夫婦は「皇居ぐるっとウォーク」に参加してきました。亀さんたちは、このようなイベントに参加するのは初めてでした。

8千名の人が9時~11時に日比谷公園を出発し、銀座・築地-勝鬨橋-月島-隅田川-永代橋-水天宮・人形町-日本橋-日本銀行-大手町-皇居を経て、14時までに日比谷公園に戻ってくる約11kmのまちなか散策です。「皇居ぐるっと」と言っていますが、皇居の周辺を歩くのは約2kmで、東京の“都市を、水辺を、下町を歩く”内容になっています。08112200108112200720811220080811220041081122006

亀さんたちは10時スタートに割り当てられており、それまでの時間を使って、雲形池の紅葉や周辺のケヤキや「首かけのイチョウ」の黄葉を鑑賞していました。今年の紅葉はきれいです。   

参加者はどんどん集まり、どんどんスタートしていきます。亀さんたちも受付けをすると、スタート可能というので、朝の9時半にスタートすることにしました。

といっても、混雑状況は激しく、コースが狭くなったり、話好きな女性の集団の後ろになったりすると、足踏み状態です。081122013 081122016 081122019 081122020

亀さんたちは、みんなとは反対側の歩道を歩き、快調に日比谷から数寄屋橋、銀座を通過していきましたが、いつの間にか、みんな、こちらの歩道を歩き、また、渋滞です。花の銀座も、朝早く、似つかわしくないウォーカーの集団で一杯になっていました。

歌舞伎座を通過し、築地まで来ると、築地の場外市場に買物に行くウォーカーもいます。競技会ではありませんから、休んでも買物をしてもいいのです。081122023 081122022 0811220252 081122026

亀さんたちは、築地本願寺や築地場外市場の近くのビジネスホテルの外壁を横目で眺めながら、最初の休憩場所と決めていた、勝鬨橋を目指して歩きました。

しかし、繁華街を過ぎて歩道の幅が狭くなったうえに歩道通行の自転車も増えて、また大渋滞です。

そして、出発から50分で、ようやく勝鬨橋に到着しました。先月来たとき(注)と違って、暖かい秋の陽光のもとで、心地よい川風が頬を撫でます。(つづく)(記入者:亀さん)

(注)「初めてのもんじゃ焼」(10月28日):http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-30e8.html

2008年11月23日 (日)

奮闘記 その2

こんちわ その2なんて言っていいのかどうか・・・

前回の京都・大原編にとりあえず写真を追加しました。それも盟友・INOさんのアシストのおかげです。「持つべきものは友人なり」まさにそうですね。「友あり遠方より(手を差し伸べて)来るまた楽しからずや」そんなこんなで、越えるべき壁は「写真データの圧縮」です。(記入者:野次馬)

http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-20b7.html

亀さんちの山茶花も…

    ―亀さんちはいま花不足!―08111601   081104032_2 081106052_2 08111101   

近所のお宅では、いまサザンカ(山茶花)が満開です(上の写真上段右及び下段)

しかし、亀さんちのサザンカは多くのツボミがあるものの、なかなか咲きませんでした。時季を勘違いしているのかと思っていると、先日、ようやく1輪咲きました(上の写真上段左)08110202081106011

この外、いま、亀さんちには、フジバカマと菊(ガーデンマム)の鉢植えだけで、花不足状態です。

そこで、亀さんは、1人で、近くの有名大型ガーデンセンター(注1)行きました。

色々見た結果、虹色スミレ(注2)かビオラにすることにしました。でも、色々な色合いのものがあって決まられません。奥さんにも相談しようと、下の写真を撮って帰りました。

でも、写真だけでは決められないので、今度、二人で一緒にその店に行って決めようと思います。(記入者:亀さん)

(虹色スミレ)081111122  081111166081111144  081111133

(ビオラ)081111109 081111043  081111054 081111076 081111065 081111087_2  081111032081111098  081111021

(注1)「改良園」のHP:http://www.kairyoen.co.jp/。この店には季節になるとガーデニングや山野草の愛好家がバスでドッとやって来ます。

(注2)虹色スミレ:http://www.sakataseed.co.jp/recommend/flower/nijiiro2008/index.html

2008年11月22日 (土)

桜木町からメリークリスマス

桜木町で某展示会があって、行く途中にQueen’s Sqwareを通った。すると、既にクリスマスムード一杯の飾り付けであり、広いコンコースには巨大なSingingTree(クリスマスツリー?)がキラキラと煌めきながら立っていた。
隣のビルであるLANDMARK TOWERでは、屋内の広場に赤い毛氈をひいて、真ん中のグランドピアノで、ドレス姿の優雅な女性がクラシックを弾いていた。夜の本番に備えた指慣らしの感じであった。
二つのビルを通り抜けて、ようやく外に出たら、夕闇が始まっており帆船「日本丸」の向こうに、大好きな「みなとみらい」の眺めが広がっていた。(INO記す)

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いよいよ冬本番!

 ―赤プリのクリスマスイルミネーションも―081119011 081119022

ここ数日、冬の寒気が南下し、北海道から福岡の日本海側に大雪を降らせています。

亀さんが住むところは、さすがに雪が降るような寒さまでにはなりませんが、最高気温が10数℃の日が続き、夜になると、気温が5℃近くなっています。そして、時たま、木枯らしが吹いて、黄葉したケヤキの葉を降らせています。

それでも、商店街の歩道はすぐに掃き清められて落葉がなくなりますが、駅前広場の落葉は、清掃されない夜間には、落葉が風に吹かれてあちこちに移動しています。081118011 081118022

先日も、寒くて出かけるのが億劫だったのですが、寒風の中を都心のホテルで開かれたパーティーに出席しました。その際、グランドプリンスホテル赤坂(赤坂プリンス)の傍を通ると、恒例のクリスマスイルミネーションが既に始まっていました。

寒いはずです。もうじき12月、年の暮れなんですね。(記入者:亀さん)

2008年11月21日 (金)

夕陽に光るススキ・染まる富士山

    ―見沼の晩秋の夕焼けを撮る!―081120051 081120062 081120073 081120084

昨夕、久しぶりに見沼田んぼに行って、晩秋の夕陽に光るススキと夕陽に染まる富士山を撮ってきました。

夕方のススキは、夕陽が当ると、宝石のように光り輝くのです。

また、昨日のように、寒くて、風のある日には、見沼からでもきれいな富士山が見えるのです。

しかも、時々刻々、夕陽の傾き具合で、富士山は色合いを変えていきます。最初は、夕陽に山全体が照らされていたのが、夕陽が沈んでいくと、山の上半分が赤くなり、次第に夕焼けに黒い山体を浮き上がらせていくのです。

富士山の色の変化をご覧下さい。日没前後の1時間足らずの変化です。

下には、ススキの日没まで、30分間の変化を掲載します。

なお、周囲の雑木林の紅葉もかなり進んでいました。(記入者:亀さん)081120011_2 081120022 081120033 081120044081120091 

2008年11月20日 (木)

奮闘記 その1

ようやく参加表明して第1作を発表したものの、たしかに皆さんからのコメント通り文章だけでは地味ですよねえ。実は写真はもちろんあります、ただ「貼り付けられない」だけなんです。お許しいただいて何回かに分けて努力中の足跡紹介と、皆様からのご指導をいただきたいのですが。よろしくお願いします。(野次馬より)

越ヶ谷宿付近の散策・その3

    ―元荒川と葛西用水の自然―081115161 08111518

元荒川は、たくさんのコサギやカルガモなど多くの水鳥が泳いだり、餌をついばんでおり、自然がいっぱいでした。(ただし、川の水は汚れていますし、カラスも沢山いてうるさく鳴いていました。)

昨日書いた「越ヶ谷御殿」が江戸城に移設された後、その御殿跡は畑地として開発され、現在に至っているようですが、その頃、この地域では、元荒川流域の治水工事が行われるとともに、「葛西用水」(注1)の開削により、利根川の水が安定した農業用水として供給され、新しい田畑が開発されたようです。081115232 08111508

この地域は、その葛西用水ちょうど越ヶ谷御殿跡の石碑のところで「元荒川伏越(サイフォン)」によって元荒川とクロスしており、元荒川と葛西用水が並行して流れるなど、水鳥の棲みやすい環境・水郷になっています。

さらに、この地域には、宮内庁埼玉鴨場の付近の越谷梅林公園の梅、元荒川の桜堤のソメイヨシノ、久伊豆神社の藤のほか、葛西用水中土手(注2)のチューリップなどの花の名所がたくさんあります。ただ、この時季には、久伊豆神社近くにいちょう並木があるくらいで、目立った紅葉の名所はありません。081115412 08111543 08111544 081115462

”残念だなあ”と思いながら葛西用水中土手まで来ると、そこには「元荒川フジバカマの里」が整備され、フジバカマの花が群生し、きれいな花を咲かせていました。また、中土手付近の葛西用水にもコサギや色々なカモが泳いでいました。カルガモのほかに、ヒドリガモ?もいました。

亀さんは、来春改めて、前述の花の名所に行こう!と思います。(記入者:亀さん)

(注1)葛西用水:http://www2.city.koshigaya.saitama.jp/miru/tiri/kawa/kasaiyosui/kawagaku_kasai/index.html

(注2)元荒川と葛西用水が並行して流れる区間で、上の写真の左側が元荒川、右側が葛西用水で、両者は、中央に築かれた中土手(背割堤)によって分離されている。

2008年11月19日 (水)

越ヶ谷宿付近の散策・その2

      ―徳川家ゆかりの土地―

旧日光街道は、本町商店会を抜けると、元荒川の大沢橋になります。越ヶ谷宿の本陣等は大沢橋を渡った大沢地区にあったようですが、その跡は保存されていないので、亀さんは、徳川家ゆかりの3箇所に行くことにしました。08111513 08111506

付近には、現在も「宮内庁埼玉鴨場」(注1)がありますが、江戸時代、この地域は将軍の鷹狩りの場でした。徳川家康・秀忠・家光の将軍はこの地域に何度も足を運ばれました。そのため、この地に「越ヶ谷御殿」と称される別荘を造営されました(注2)

亀さんは、まず、その越ヶ谷御殿の跡を訪ねました。しかし、石碑があるだけで、何もありません。説明板を見ると、「明暦の大火で江戸城が全焼したため、…解体し江戸に運び、江戸城を再建しました」と書いてあります。

亀さんは、思いなおして、徳川家ゆかりの「天獄寺」と「久伊豆神社」に行くことにしました。08111527_2 08111526 08111528 

まず、「天獄寺」は、「久伊豆神社」の参道脇にあり、約530年前に太田道灌の伯父・源照によって開山された寺院で、かつては北条氏の城砦にも用いられたと言われています。その後、徳川家康から寺領寄進の朱印状を交付されたほか、秀忠や家光も鷹狩りのついでに立ち寄るなど、徳川家とのゆかりも深かったようです。

その山門は二階建ての変わったデザインの門で印象的でした。また、無縁仏となった墓石がたくさん並べられているのが異様でしたが、越ヶ谷宿の商家の盛衰が激しかったために多くの無縁仏が発生したようです。  なおこの寺の入口には六十六部供養塔や庚申塚などの江戸時代の石碑があります。081115302_2081115372

次に、天獄寺の隣りの「久伊豆神社」は、平安時代中期の創建と推測されており、長い参道を歩いていると荘厳な気持になります。この日は、七五三で参拝の家族も多かったようで、参道には色々な屋台が出ていました。

この「久伊豆神社」は、江戸時代には徳川の将軍が鷹狩りの際に参拝され、社紋「立葵」もその際に徳川将軍家より奉納されたと伝えられるなど、徳川家とのゆかりが深いようです。

なお、春には、この神社の藤が見事だそうで、県の天然記念物に指定されています。また、この「久伊豆神社」は「クイズ神社」としてクイズ愛好家の参拝が多いようですが、本当は「ひさいずじんじゃ」と読みます。(つづく)(記入者:亀さん)

(注1)宮内庁埼玉鴨場:http://www.kunaicho.go.jp/07/d07-12.htmlhttp://homepage3.nifty.com/shirakobato-network/famous/kamoba.html

(注2)越ヶ谷御殿跡(市指定史跡):http://www2.city.koshigaya.saitama.jp/miru/bunkazai/kosigayagoten/index.html

(注3)天嶽寺:http://www.geocities.jp/onriedo_gongujodo/tengakuji.html

(注4)久伊豆神社:http://www.hisaizu.net/yuisho.html「久伊豆神社」という名前の神社は、元荒川流域に多く分布しており、元来、平安時代末期の武蔵の武士団によって支援されたようです。

2008年11月18日 (火)

越ヶ谷宿付近の散策・その1

  ―古い家並の越谷・本町商店会―08111501_2 08111504 08111503

亀さんは、奥さんの絵刺繍作品展を見に行ったとき、あわせて、日光街道越ヶ谷宿付近の散策をしました。

散策を開始したのは、旧日光街道の「本町商店会」(注1)からですが、この商店街は江戸時代に越ヶ谷宿の繁華街だったところで、今も古い商店(見世蔵)の建物が残っています。

代表的なものが、小泉邸、鍛冶忠商店、木下半助商店です。

「小泉邸」はその店の格子戸・土蔵・レンガ造の防火壁・玄関先の用水桶に風格が感じられます。「塗師屋」という漆塗りの商家だったそうで、後に呉服屋として営業し越谷を代表する商家だったとか…(注2)

また、「鍛冶忠」は、江戸時代以降に流行した、典型的な「見世蔵」建築です(注3)。さらに、「木下半助商店」の銅版葺の外壁は緑青の色でその歴史を伝えてくれます(注4)

なお、新選組の近藤勇局長(隊長)が官軍に投降・出頭した「名主富田屋伊左衛門邸」を見落としたのは、残念でした。その前を通ったのですが、現在、会田金物店と名前が変わっていたために見落としましたと弁解しておきます(注5)。(つづく)(記入者:亀さん)

(注1)越谷市「本町商店会」:http://www.koshigaya-shouten.jp/shoten15/shoten15.html

(注2)越谷宿小泉邸(塗師屋):http://www.teinenjidai.com/ryojyou/ryojyou20_09_1.htmlhttp://www.geocities.jp/ect28/nikkou/tabinikki/nikkou03/nikkou-03.html

(注3)鍛冶忠商店:http://www.ii-net.jp/scr/prkensaku_kekka.php?mod=c&id=49217

(注4)木下半助商店:http://www.ii-net.jp/scr/prkensaku_kekka.php?mod=c&id=49221

(注5)富田屋伊左衛門邸:http://www.meiji-ishin.com/tomitaya.html

2008年11月17日 (月)

絵刺繍作品展の開催

     ―亀さんの奥さんも出展―081115563

亀さんの奥さんが習っている絵刺繍の作品展が、11月15日から3日間、某市中央市民会館で開催されました。亀さんも、奥さんへの義理立てもあって?、初日に見に行きました。

作品には、作者の性格が表に出ていて面白かったですよ。

なお、指導をして頂いている齋藤常雄先生は、独学でこの絵刺繍を始められ、この5年間、市民向けの教室を開かれています。

先生の作品は、写実的かつ緻密で、写真や絵と見紛うほどでした。特に、シベリアンハスキーは刺繍に見えないでしょう!

上の写真は、亀さんの奥さんの作品で、また、下の写真は、先生の作品の一部です。ご覧下さい。(記入者:亀さん)081115741_2 081115763 0811158762 081115887 0811158552_3 081115774_2

京都・大原の志ば漬けと紅葉の情報 

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40年来の付き合いのある京都・大原の漬物屋「志ば久」へ急ぎの買い物をしに行ったついでに三千院の門前あたりをのぞいてきました。先週の金曜日(14日)の段階では紅葉にはもう少しという感じでしたが、平日にもかかわらず観光客の多いこと多いこと。三千院の手前の呂川と奥のほうの律川にかかる朱塗りの橋からも何本かの見ごろの木はあったものの、見頃は今週末あたりかという印象でした。

この二つの川は僧侶たちが節をつけてお経となえる、声明(しょうみょう)修行にちなんで名づけられたという俗説があります。下手なうちは「呂律(ろれつ)が回らない、まだまだ」というように。余談ながら「酔っぱらうと呂律が回らなくなる人」もいますよね。

目指す「志ば久」は三千院の門前からほんの数分、呂川沿いに100mほど下ったところにあります。並みいる老舗とは違い、店主の方針でよそに支店など出さないのでここまで買いに来るか、取り寄せるかしかできないところもいいです。前職が郵便局勤務だっただけに基本は「郵パック」で、というのが律儀なところです。いちばんのお勧めは「赤志ば」、なかでも加熱処理されていない「樽出し」を細かく刻んで熱いご飯にのせて食するとそれだけで何杯もおかわりができます。これからの季節は「千枚漬け」や「すぐき」もいいですよ。

このシーズンは京都市内経由では道路が混雑しますので滋賀県からの行き帰りは北ルートの途中越えからです。帰りに2キロほど北にある古知谷・阿弥陀寺をのぞいたらこちらはちょうど見頃でした。

1118_075 1118_078 1118_080 1118_083                                                                         ※写真説明 1.律川にかかる未明橋 2.三千院山門前 3.同、門前の茶店の紅葉 4.「志ば久」本店 5.古知谷・阿弥陀寺 (今回は、写真の挿入をINOが支援しました)

並木めぐり余話

     ―エイベックスビル・善光寺など―08111414081114151  081114173   08111416208111418

今日は、神宮外苑いちょう並木から表参道ケヤキ並木に歩いてくる途中で亀さんが見つけたものについて書きます。

まず最初に見つけたのは、「エーベックスビル」です。亀さんが大好きな“Ayu(浜崎あゆみ)”ちゃんの所属レコード会社の本社ビルです(注1、2)

そこに、Ayuちゃんが居るわけではないんんですが、亀さんは感激して写真を撮りました。調べてみると、このビルのクリスマスイルミネーションは毎年きれいなんだそうですが、亀さんが見たときには、まだその準備はされていませんでした。

それから少し歩いて、亀さんは、表参道の交差点の手前に由緒ありそうなお寺があるのを発見しました。近づいてみると、信州善光寺の別院です(注3、4)この善光寺は、慶長6年(1601年)に徳川家によって谷中に設けられたが火災にあい、この場所に移されたそうです。

亀さんの住む川口市にも善光寺があり、安藤広重の「江戸名所図会」にも描かれています(注5)が、全国で善光寺と名のつくお寺院は119ヶ寺もあり、「全国善光寺会」が設立されているそうです(注6)。ただし、同じ「善光寺」と言っても宗派は異なるようです(信州善光寺は無宗派、青山の善光寺は念仏宗、川口善光寺は真言宗智山派)。

亀さんは、表参道への近道をしようとそのお寺の墓地を通ると、先日の雑司ヶ谷墓地の墓めぐりのクセが出て、その墓地の墓めぐりをしてしまいました。そして、その墓地の中で一番大きな墓(中御門経之・富子)の写真を撮って帰りました。

家に帰って調べると、この中御門経之は、幕末期に尊王攘夷派で活躍した公卿の1人で、その妻・富子は岩倉具視の実姉でした。同氏は、「徳川幕府追討の詔書」(いわゆる倒幕の密書)の署名3公卿の1人で、王政復古の大号令後の政治体制(総裁・議定10人・参与20人)で、議定の1人に選任されています(注7)

“なかなか面白いものを発見したな!”と内心にんまりしている自分に、オタク性を感じる亀さんです。

抜け道を抜けると、何やら大きな教会が見えました。由緒ある教会かと思ったのですが、これは、昨日書いたカフェ&レストラン「アニヴェルセル表参道」を運営している会社が建築した「チャペル アニヴェルセル」で結婚式場等の施設でした(注8)

散策をするときに、あたりをキョロキョロと見ると、色々な発見があり、面白いですね。(記入者:亀さん)

(注1)エーベックスビル:http://www.aoyama-omotesando.com/files/005959.html

(注2)エイベックス・グループ・ホールディングス:http://www.avex.co.jp/

(注3)青山の信州善光寺別院:http://www.aoyama-omotesando.com/files/005947.html。境内には勝海舟の撰文による高野長英の碑、「人力車発明記念碑」、芭蕉の句碑があるそうです。

(注4)信州善光寺:http://www.zenkoji.jp/

(注5)川口の善光寺:http://www.ukima.info/meisho/kawaguti/zenkouji/watasi.htm

(注6)全国善光寺会:http://www.zenkoji.jp/link/index.html

(注7)大政奉還と王政復古:http://www.spacelan.ne.jp/~daiman/rekishi/bakumatu10.htm

(注8)チャペル アニヴェルセル:http://www.anniversaire-w.jp/space/chapelle/index.html

2008年11月16日 (日)

人気の並木道の紅葉は・その2

     ―表参道ケヤキ並木―081114191 081114235 081114278 08111425

表参道に着いてみると、果たしてケヤキ並木は見事に黄葉していました。とてもきれいでした!!

ただし、ケヤキの木が大きく、歩道はきれいに清掃されているために、“ケヤキの落葉を踏みしめて歩く”という状態ではありませんが、秋の陽射しの下で、ケヤキの黄葉が輝いていました。

亀さんは、横断歩道橋の上や横断歩道からその黄葉したケヤキ並木の写真を撮りました。

午前中だったこともあり、人通りは混雑まではしていませんでしたが、若者だけでなく、中年女性の集団や外国人のカップルなどが目立ちました。表参道ヒルズには、開店と同時に多くの人たちが吸い込まれていきました。

表参道ヒルズなど各ビルはクリスマスの飾りつけをしていましたが、一時きれいなクリスマス・イルミネーションで飾られていたこのケヤキ並木は、ケヤキの木の保護と周辺環境の保全のために、1999年から廃止されています。現在は、中央分地帯に明治神宮に奉納する提灯が飾られています(注1)

亀さんは、しばし、このケヤキ並木の雰囲気に浸りたいと感じて、オープンカフェのあるカフェ&レストラン「アニヴェルセル表参道」(注2)に入り、カフェ・オ・レを飲みました。大きめな器に入ったカフェ・オ・レをゆっくりと飲みながら、ケヤキの黄葉を味わい、表参道を行き交う人々を漠然と眺めていると、時間はゆったりと過ぎていきました。(記入者:亀さん)081114281 081114292

(注1)表参道の提灯:http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/27/1752.html

(注)カフェ&レストラン「アニヴェルセル表参道」:http://www.anniversaire.co.jp/cafe/

2008年11月15日 (土)

人気の並木道の紅葉は・その1

    ―神宮外苑いちょう並木―0811140981 0811140443 081114055 081114066

朝日新聞の会員サービスの「アスパラクラブ」で選ばれた「日本一の並木道」ランキングで、1位になったのは「北海道大学のポプラ並木」でしたが、東京では、4位に「表参道ケヤキ並木」、5位に「神宮外苑いちょう並木」(注1)、9位に「新宿御苑プラタナス並木」が選ばれています。

亀さんは、これらの並木の紅葉(黄葉)は、“11月末から12月初めだろうなあ~!”と思い、その頃に行ってみようと思っていました。

しかし、皇居和田倉門のいちょう並木が黄葉し、また、今日15日から「神宮外苑いちょう祭り」(注2)が始まるので、“外苑のいちょうの黄葉も見頃になったんだろう”と思い、混雑を避けて、昨14日、外苑のいちょう並木の黄葉を見に行きました。

結論的には、“見頃に…”との推測は早合点でした。

いちょう並木のうち、(ラクビー場に至る)テニスコート脇の2条(列)のいちょう並木(写真上段右)は黄葉のピーク直前でしたが、幹線道路の4条のいちょう並木は黄葉が始まったばかりでした。

“ハラハラと落ちる”いちょうの黄葉にはほど遠く、残念でした。

しかし、この4条のいちょう並木自体は、遠近法を活用して植えられているようで、実に見事です。ランニングしている女性(写真2段目左)は気持良さそうでした。また、一部のいちょうにある気根(写真2段目右)は、いちょうの歴史を物語っていました。

残念な気持を家に持って帰りたくなかったので、亀さんは、少し歩いて、「表参道ケヤキ並木」に行くことにしました。

途中、外苑内でトレーニングするランナー集団や神宮球場脇の黄葉したケヤキに遭遇しました。(つづく)(記入者:亀さん)08111412 08111413

注1)神宮外苑が創建された約80年前に植えられたもので樹齢は100年、総本数は、146本(雄木44本、雌木102本)。青山通りからの4条の並木と女子学習院正門(現秩父宮ラクビー場)に至る2条の並木からなる。そのうち、四条の並木は青山通りから次第に低くなっているようです。なお、朝日新聞(11月4日の夕刊)では「イチョウ並木」となっていますが、神宮外苑のHPや地域の地図では、「いちょう並木」となっています。

(注2)神宮外苑いちょう祭り:http://www.meijijingugaien.jp/news/2008/111335.htmlhttp://www.meijijingugaien.jp/event/ginkgo-festa.html

忠犬ハニ公とクリスマスムード

     ―渋谷寸描・その2―08110929_2 08110930_2

渋谷の1番の名所は、何といっても「忠犬ハチ公」です。先日のブログ(注1)で、“携帯電話の普及した現在では待合せはハチ公!」の地位を失いと書きましたが、まだまだその地位を失うところまでにはなっていないようです。(謹んで訂正いたします。)

この日、街を歩きながら、ある店のショーケースをふと見ると、「忠犬ハニ公」というものがありました食パンの上にクリームで出来た犬が乗っています。隣は、サンタさんが乗っています。

亀さんが「面白い!買って帰ろう!」と言ったら、一緒にいたお嫁さんが「ここは、お菓子屋さんではないんですよ。カラオケ屋さんで、そこの客に出す“ハニトー(ハニートースト)”なんですよ。」と教えてくれました(注2)。どうも、ハニトーは、このカラオケ屋の名物らしい。しかも、「忠犬ハニ公」は渋谷店限定らしい。サンタが乗ったものは、クリスマスバージョンのようです。0811092820082 08110937 081109321 081109365

さて、渋谷の街のクリスマスムードは、新宿より弱いような感じがしました。しかし、各店舗やデパートではそれなりの工夫をして、クリスマス気分を高める努力をしています。

例えば、東急百貨店は、「クリスマス2008」と称して、色々な飾り付けをしています。エレベーターのドアまでもクリスマス仕様です。

そして、クリスマスグッズ売場も設けてあります。亀さんの奥さんは、例によって、亀さんちの室内装飾のために色々と物色を始めました。(亀さんは、呆れてながらも、じっと待つしかありません。)

なお、谷では、新宿のように豪華なクリスマス・イルミネーションが見られません(注3)核となる大きなスポットがないためでしょうか? もっとも、11月末になると公園通りや道玄坂などで、イルミネーションをするようですが、規模的には…という感じのようです。(記入者:亀さん)

(注1)08.11.04の「渋谷~新宿散策・その1」:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-6ddb.html

(注2)ハニトー博物館:http://www.pasela.co.jp/food/honey/museum/index.html

(注3)東京のイルミネーション:http://christmas.enjoytokyo.jp/illumi/

2008年11月14日 (金)

吉永小百合のポスター考

Vicl63083 1 吉永小百合さんの巨大なポスターJR駅にいつも貼ってある。それを見る度に、いつも二つのことを想う。1)JRのお偉いさんには、きっとサユリストが居るのだろうな、2)小百合さんは、何故、何歳になっても綺麗なのだろう?
※2枚目の写真は、最近の映画から。1枚目は若いころのレコードのジャケット?

我々が卒業したS高校にも熱烈なサユリストがいて、大学受験時に、吉永小百合と一緒のクラスになりたくて、わざわざ早稲田の夜間に入学した者がいる。ちょうど、小百合さんが大学に入る時期と、我々の大学受験の時期は同じなのである。

我々が、寂しくなる頭髪を気にしているのに、小百合さんは、何故、いまだに若々しいのか??調べてみたら、なんと年齢は団塊世代の私よりも2歳上である。いくら絶世の美女でも凄すぎる、と思うのは私だけであろうか。無理しないで、「可愛いおばあちゃん」になっても良い頃と思うが皆さんは如何ですか。

ちなみに、我が家内は、私よりも5歳若いこともあって、いまだに若々しいのは喜ばしいことである(ゴマすり)。(INO記す)

揺れる巨大歩道橋とスクランブル交差点

     ―渋谷寸描・その1―08110925_3 081109011 081109033_2

このところ立て続けに2回渋谷に行っています。学生・独身時代は、渋谷がホームタウンだったのですが、ここ数年行っていなかったので、最近の渋谷について、寸描してみたいと思います。

まず、渋谷に来て最初に気がつくのは、ハチ公前の巨大スクランブル交差点であり、渋谷駅南出口の巨大な横断歩道橋です。いずれも、他の副都心には見られないものです。

まず、Wikipediaの「スクランブル交差点」の項目には、ハチ公前のスクランブル交差点の写真が出ていますし、また、「渋谷駅前交差点」の項目では「世界を代表するスクランブル交差点」と紹介されています。

また、渋谷駅には、南口(南出口西口)と東口(南出口東口)に巨大な横断歩道橋があります“バリアフリー”が提唱される現在の風潮に抵抗するように、デンと構えています。

南口の歩道橋は亀さんが大学に入学して上京してきたときからありました。亀さんはその大きさにビックリしました。また、渡るときに揺れるので、「恐いなあ!」とも思いました。

この歩道橋は、下を国道246号(玉川通り)、上を首都高速道路3号線という幹線道路が走っており、その影響で揺れるのです(注)。もっと揺れる歩道橋はありますが、繁華街にあるのは、渋谷駅前だけです。

これらの存在原因について考えてみると、①駅前と繁華街との間に地下道がなく、また、②駅ビル自体が小さいなど、1箇所で多くの年齢階層の人たちを満足させられる巨大な人気スポットがないことからではないかと思います。そこで、駅と人気スポット(センター街・道玄坂・109・東急プラザなど)とをつなぐ、こんな巨大スクランブル交差点や巨大横断歩道橋が必要だったのではないか?

その結果、新宿や池袋や六本木に比べて、渋谷は、“路上に」若い人があふれかえっている!”という印象があります。(記入者:亀さん)

(注)「揺れる歩道橋巡り」(歩道橋が揺れる動画がありますヨ!):http://portal.nifty.com/2007/06/15/c/6.htm

2008年11月13日 (木)

ナンキンハゼの白い種と狂い咲き

       ―紅葉はまだ―08111001108091900 081107021 081107032 08110701

亀さんちの最寄駅の駅前広場にはナンキンハゼ(南京櫨)が6本植えてあります。

植物事典には、中国原産のトウダイグサ科の植物で、“赤色に紫と黄色が加わったような、あざやかな紅葉”とか、“果皮が裂開すると蝋燭の原料になる白い粉に包まれた種子が出てくる”とか書いてあります。

亀さんは9月中旬に緑色の果実(写真上段右)を見つけて以来、期待して観察していました。しかし、何の変化もありません。

11月初めに、亀さんがよく訪問するブログの「リンドウのつぶやき」(注)のmicoさんが「実は弾けて白い種が顔を出していました。」と書いておられたので、さらに注意して観察していると、果実が裂開し始めました(写真中段右)

そして、先週、ついに「白い種子」が出てきました(写真下段左)

しかし、葉っぱはその一部に紅葉の気配がありますが、ほとんどは緑色のままです。それどころか、若い枝の先に黄色い花が咲いています(写真下段右)

このナンキンハゼの木は、今を“春だ!”と季節を勘違いしているんでしょうかね。

追記:昨日の亀さんちの夕食に、昨日のブログに書いた、故郷の吉浦小学校の「元気汁」が出ました。奥さんがレシピ通りに作ってくれていました。美味しかったですよ!記入者:亀さん)

(注)http://blog.livedoor.jp/mi7co/archives/2008-11.html#20081104

2008年11月12日 (水)

渋谷スペイン坂

    ―スペイン料理店もあるよ!―081109162 081109171 08110919 08110920fm

9日(日)、亀さんは、ある芸術家一家のトークショーを聴くために、奥さんと長男のお嫁さんと一緒に、渋谷の某ホテルに行きました。

その後で、長男夫婦と食事をする約束をしていたので、“いい店がないか”調べていると、渋谷に「スペイン坂」・「スペイン通り」があることに気付きました(注1)。また、そこには、INOさんの好きなスペイン料理の店「びいどろ」(注2)もあります。

結果的には、その店は満員で、別の店で食事をしたのですが、奥さんとお嫁さんが買物をしている時間を利用して、スペイン坂・スペイン通りの取材をしてきました。

「スペイン坂・スペイン通り」は、センター街の隣りの井の頭通りから渋谷パルコに至る約100メートルの緩やかな上り坂で、その北側は階段になっています。

当日も、若者たちでごった返していました。確かに、異国情緒の漂う感じはしますが、南欧風の街になっているかどうかは分かりません。飲食店は、前述の「びいどろ」やピッツェリア「ラ・ソフィッタ」、パスタレストラン「ピエトロズ・パスタ」などがあるものの、率直に言えば、「南欧風?」という感じでした。店舗の変遷もあり、「南欧風」のコンセプトを持続するのは大変なようです。

でも、スペイン料理の店「びいどろ」は、スペイン国旗が飾られ、外装も南欧風でした。機会があったら、INOさんと来ようと思います。

この際、ついでに、道玄坂にスペイン料理とフラメンコの「パティオ・フラメンコ」が昔あったことを思い出して行ってみましたが、見当たりませんでした。多分閉店したんだろうと思って歩いていると、INOさんの好きなタパスを店名にした「タパス&タパス」という店(注3)を発見しました。

この取材の際に、スクランブル交差点を渡り、センター街を通りましたが、一時期のように恐い街でなく、若者で活気一杯のある街でした。また、渋谷109周辺も若者で賑わっていました。(記入者:亀さん)

(注1)渋谷スペイン坂:渋谷パルコが進出した約30年前に、そう命名され、周辺商店街が南欧風の街づくりを進めたそうです。沿道には主に雑貨店・衣料品店・飲食店が多く営業しており、坂の上には小劇場や東京FMのスタジオがあります。http://www.f-banchan.net/tokyo/spainzaka/spainzaka.htmhttp://www.spain-zaka.com/

(注2)スペイン料理「びいどろ」:http://www.vidriog.co.jp/

(注3)「タパス&タパス」:http://www.tapas-tapas.com/08110923_2 08110925_2 08110924_2 0811092609_2

[緊急報告]吉浦小の元気汁・続報

      ―テレビ朝日で放映081111182 0811113418

亀さんが卒業した呉市立吉浦小学校の「元気汁」のことが、テレビ朝日の昨夜7時からのゴールデン番組「学べる!!ニュースショー」の「全国学べるニュースフラッシュ」で取り上げられました。

夕方、奥さんが番組予告を見ていて、この番組で、故郷の小学校のことが取り上げられることを亀さんに教えてくれました。

今年2月に新聞に取り上げられたときもブログに書きました(注1)が、故郷のことが全国ネットで放映されるのは、とにかくうれしい!! 亀さんは、かぶりつきでテレビを見ました。

その内容は、テレビ朝日のHP(注2)では、以下の通りです。

“「ある小学校で劇的に成績アップした食事メニュー」
 学べるポイント

  1. 朝食をきちんと取ることは子供の遅刻や欠席を減らすだけでなく、成績アップに繋がる

 <番組で紹介した手軽な朝食レシピ:元気汁>
ダシに広島県呉市の地元特産のしらす干しを使っているのが特徴。
1.水を張ったお鍋に呉市の特産でもあるしらす干しを入れます。2.そこに旬のお野菜や豆腐、油あげなど、お好みの具材を入れて、沸騰させる。 3.沸騰して3~5分たったら味噌で味付けをすれば完成”

下に映像の一部(レシピも)を紹介します。田舎出身の亀さんは、バカみたいにうれしい!!(記入者:亀さん)081111226081111237081111259 0811113115

(注1) このブログの今年2月19日の記事:http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_aaec.html

(注2)テレビ朝日のHPより:http://www.tv-asahi.co.jp/manaberunews/contents/review/cur/index.html

2008年11月11日 (火)

飛鳥山の十月桜

    ―十月桜は満開!―081106083   081106061081106072

亀さんたちは、雑司が谷散策に都電荒川線で行きましたが、その散策の前に、桜の名所の飛鳥山の紅葉を覘いてみました。

桜の紅葉は、落葉と同時進行するので、きれいな状態があまり長く持続しないようです。だから、いい紅葉の写真は撮れませんでした。

わずかに、広場のケヤキの木々の紅葉が目を引くくらいでした。その写真を撮って、諦めて飛鳥山を出ようとしたときです。

桜の木が白くなっています!! 十月桜が満開です! ラッキーです まさに、“瓢箪から駒”とはこのことです。

本当に来た甲斐がありました。(記入者:亀さん)081106091_2 08110663 

2008年11月10日 (月)

雑司が谷界隈を歩く・5

    ―雑司ヶ谷霊園と紅葉―08110644 08110645_2 08110636 

都電唯一の鉄橋から坂を登って行けば、すぐ雑司ヶ谷霊園(注1)に着きます。その坂の途中の大谷石の石垣の窪みに親指くらいのミニ地蔵がたくさん置かれていたのが印象的でした。

雑司ヶ谷霊園は、明治7年に開設された6箇所の公共の墓地の一つで、現在都区部にある4箇所の都立霊園(青山、雑司ヶ谷、谷中、染井)の一つです(注2)。

広さは10ヘクタールで、緑の樹木の中に、多くの有名人、無名人の墓が整然と並んでいて、ゆったりとした時間が流れています。霊園内の木々もようやく紅葉が始まったところですが、ケヤキやイチョウの一部が色づいていました。081106432_2 081106483_3 081106625 

亀さんは、さっそく著名人の墓めぐりをすることにしました。ところが、誰の墓かを示す案内板はなく、持っていた資料では探しようがありません。

そこで、管理事務所で、「雑司ヶ谷霊園マップ」を入手し、そこに掲載されている人を中心に著名人の墓の探訪を開始しました。(墓の写真は、冒頭に掲載した夏目漱石を除き、末尾に文章登場順に掲載。)

とはいえ、最初の小栗上野介(開明派の「最後の幕臣」)の墓はなかなか見つかりませんでしたし、偉大な言語学者の金田一京助の墓の発見にも時間が掛かりました。

しかし、次第に探すコツが分かり、後は順調でした。夏目漱石の墓は「明治の文豪」という品格でしたし、竹久夢二の墓は「大正ロマン」という雰囲気を醸し出していました。中濱(ジョン)万次郎の墓はその功績のせいか、非常に広大で、その隣りには、美人洋画家の東郷青児の墓がありました。

“秋の日は釣瓶落とし”と言いますが、ふと時計を見ると15時半を過ぎていたので、ピッチを上げて墓めぐりを続行しました。人気詩人のサトウハチー、戦後の大政治家の愛知揆一、自由学園創設者の羽仁もと子、ラフカディオ・ハーンの小泉八雲、耽美的な小説家の永井荷風の墓などを巡りました。

そのほか、印象的な墓の写真を撮り、家に帰って調べると、女医第1号の荻野吟子前衛的な劇作家の村山知義の墓でした。荻野吟子はなかなかの美人だったようですね。

全体的には、宗派も幅広く(キリスト教、仏教等)、墓の形・規模も色々でした。著名人でも小さな墓があるかと思えば、無名の人の大きな墓もありました。また、幾つかの墓に「名刺入れ」があったのには驚きました。

なお、いずみたく、江戸屋猫八、大川橋蔵、鬼あざみ清吉(江戸時代の大盗賊)、東条英機などの墓は見つけられませんでした。「雑司ヶ谷霊園に眠る著名人」 のリスト(注3)もあったようなので、事前準備をもっとしておけば…と思いました。

以下、冒頭に掲載した夏目漱石の墓以外の墓を文章登場順に掲載しておきます。(このシリーズ・終り)(記入者:亀さん)08110638  081106401 081106472_2   081106491 0811065108110659 08110653  08110654   08110655 08110656Lrg_10934523_2 08110658

(注1)雑司が谷霊園:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index071.html

(注2)都立の霊園の沿革:http://www.tokyo-park.or.jp/search/detail_soul/history.html

(注3)雑司ヶ谷霊園に眠る著名人:http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/jousetsu/list.htm

2008年11月 9日 (日)

歓迎 「野次馬さん」のブログ筆者参加

このブログは、高校同級生の団塊オジサン3名の共同ブログである。メンバーは、亀さん、Aさん、小生INO(ブログ創設者)の3名であるが、皆さんご承知のようにAさんは殆ど開店休業であった。しかしながら、昨日11月8日(土曜日)に見事に自身の手で記事をUPして鮮やかにデビューしたのである。願わくば1週間に一度は記事を書いてくれることを期待している(私も1週間に一度なので威張れないが)。なおAさんは、ペンネームを「野次馬」に変更したが、同一人物である

(ブログ創設者兼管理人 INO記す)

雑司が谷界隈を歩く・4

    ―鬼子母神通りの美味いもの―

亀さんたちは、街を散策するときは、あらかじめ、その街の美味いものを調べておいて、その店で食事をしたり、土産を買うようにしています。081106111 081106133_2 08110614

今回の散策でも、食事は鬼子母神通りの手作り料理のレストラン「モズ ・カフェ」(注1)でランチを食べました。

店内はサンタクロースの絵や店主が好きなサヴィニャック(注2)の絵が飾られ、フランスの下町の洋食屋さんという雰囲気です。

午後の1時過ぎでしたが、OL、サラリーマン、幼児連れの主婦、主婦とお母さん、主婦の集団と賑わっていましたが、客の大半は女性でした。料理は手作りで、なおかつ、ランチはスープ・ライス付で最高890円で、コーヒーを付けても990円と料金も手頃であること、また、ランチタイムは禁煙というのが主婦層に人気なんだろうと思いました。

亀さんは特製メンチカツに、奥さんはチキンカツにしました。もちろん、コーヒー付で。味はなかなかジューシーで申し分ありません。ボリューム満点です。気取らない洋食屋さんのランチです。

満腹になった亀さんたちは、今度は、食後のお菓子の調達です。08110617

甘味処の「ひなの郷」(注3)の各種のたいやきを買って、歩きながら食べようと思っていたのですが、木曜日は定休日でした。(調査不十分を反省です!)

それではと、和菓子の「ときわ木」の「子育てもなか」にしました。これは「東京老舗の手みやげ」(注4)にも紹介されています。なかなか美味しいもなかでした。

これで、後半も元気一杯に散策できそうです。(記入者:亀さん)

(注1)モズ・カフェ(Mo’s Cafe):http://gourmet.livedoor.com/restaurant/301366/http://kuidouraku.livedoor.biz/archives/50316114.html

(注2)サヴィニャック:http://www.guyantique.com/savignac.html

(注3)ひなの郷:http://www.geocities.jp/hinanosato1/

(注4)ときわ木:http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/2624.htm、「東京老舗の手みやげ」:http://shop.nikoniko-life.net/gotouti/omiyage/2007/12/post_309.html

2008年11月 8日 (土)

神代植物園の秋薔薇

  ~ベルサイユ宮殿のお庭のような薔薇園~

先週の土曜日に神代植物園(深大寺の隣)の満開の秋薔薇を見に行った。もちろん、花が好きな家内と一緒である。                     

神代植物園の薔薇園全景
この薔薇園は、それ単独でも立派な公園になる規模である。形は西洋式庭園でベルサイユ宮殿に似た?感じであり、真中に細長い池と噴水列があって、左右対称の薔薇園である。北端には大きな温室、南端にはギリシャのパルテノン神殿を思わせる建物が建っている。

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薔薇園の花々
咲いている薔薇は百種類以上はあると思うが、広大な薔薇園に同じ種類が数十本ずつ咲いており、全部に名札があって、分類も書いてある。私には猫に小判であるが、素晴らしいということは判る。
大輪の薔薇、複数咲きの薔薇、香りのよい薔薇、有名人の名前の薔薇、歴史に絡んだ薔薇、薔薇の歴史(クレオパトラ、中国、欧州、日本)等などの説明を家内から聞くが覚えきれない。
写真の花の名前は、後で追記することにして、まずは写真のごく一部(綺麗に撮れた花)をご紹介する。最後の写真は、ボランティアで花の解説をして下さった方。(INO記す)

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「休眠」から目覚めましたのでとりあえずのご挨拶

リンク: クイック投稿 | ブログサービス[ココログ].

自己紹介:「野次馬」です。これからはなるべく多く投稿させていただきます。ただし初心者につき、当分は試運転といったところでしょうが。

趣味は

①「缶つぶしゲーム」の発案者でここ12年間、飽きずに続けています。国際CANつぶし協会の会長をつとめています。このほど12年目の新 ジャンルとして「フリースタイル部門」を近日発表予定です。協会のホームページがあります。http://homepage3.nifty.com/ICCS/index.htm

②シーカヤッカーとしてはわが国の草分けのひとりです。いくつかの海峡遠征を手掛けましたが最近では、誘われたらツアーに行くことでどうにか基礎漕力だけは維持しております。

③読書と雑文書き INOさんのおかげで何度か『気まぐれ読書日記』を紹介いただきました。

亀さん、INOさんとは高校の同窓です。1947年広島県生まれ、A型の射手座です。

雑司が谷界隈を歩く・2

 ―鬼子母神周辺の「東京一」・その1―

鬼子母神及びその周辺には、「東京一」とか「東京唯一」のものが3つあります。

①東京一の急坂の「のぞき坂」、前回もふれた東京最古の駄菓子屋の「上川口屋」、③都電唯一の鉄の3つです。

この際、この3つも踏破しないわけには行きません。081106162_2

まず、①の「のぞき坂」(注1)は目白通りから下る坂で、少し離れているので、奥さんが鬼子母神通りの商店街の店を覘いている間に、亀さんだけで行きました。

この坂に行ってみると、本当に急な坂で、坂を上ってくる人は息を切らしながらゆっくりと上ってきますし、自転車の人は途中で降りて押して上ってきます。坂を下る人は転げ落ちないようにこれまたゆっくり下っていき、自転車の人も乗って下りるのは恐く、自転車から降りて下っていきます。写真を撮っていると、高齢のご婦人が「この坂は上るのも下るのも苦労します。」と話しかけてこられました。

調べてみると、最大勾配は23%で都内2位ですが、2車線の道路としては都内で最も急な坂のようです。でも、無謀にも、自転車で上りきろうとチャレンジする若者もいるようです(注2)

ただ、亀さんの感覚では、日比谷高校正門前の新坂(遅刻坂)(注3)の下部やホテルオークラ本館南側の江戸見坂(注4)の方が急なように感じましたが、数字的には「のぞき坂」の方が急なようです。

東京は武蔵野台地の末端にできた都市なので、坂が多いのは宿命ですが、自動車に乗っているだけでは分からない東京の魅力です。(つづく)(記入者:亀さん)

(注1)のぞき坂:http://www.tokyosaka.sakura.ne.jp/toshima-nozokizaka.html。坂道ランキング:http://www.ne.jp/asahi/mim/tdr/saka/saka.htm

(注2)のぞき坂を駆け上がる:http://d.hatena.ne.jp/naskin/20080927/1222510378

(注3)新坂(遅刻坂):http://homepage2.nifty.com/tokyo-walk/a050191.htm

(注4)江戸見坂:http://www.minato-ala.net/sightseeing/welcome/root04/r02.html

雑司が谷界隈を歩く・3

  ―鬼子母神周辺の「東京一」・その2―08110626 081106352_2

②の「上川口屋」は、看板に「創業 一七五一年」と書いてあり、江戸時代の元禄年間の創業です。230年余の歴史があり、東京最古の駄菓子屋さんのようです。

江戸、明治、大正、昭和、平成と長い間、近所の子供たちに愛されてきたんだろうと思います。13代目店主が「鬼子母神の猫ばあば」として有名なようです。

規模や駄菓子の種類や魅力度などからは、川越の菓子屋横丁(注3)に遥かに及ばないが、昔の駄菓子屋さんに「おばさ~ん! ちょうだ~い!」と買いに行った記憶を呼び起こさせてくれる店です。定休日が雨の日というのも面白いですね。

③の都電唯一の鉄橋(注4)は、都電の鬼子母神前・雑司が谷間の中間、雑司が谷霊園の南西にあります。

ただ、「都電唯一の鉄橋」というのは、正確に言うと「都電が道路を跨いでいる唯一の鉄橋」ということのようです。というのは、川や溝を渡る鋼製の構造物は他にあるようですから…。

ここで、写真を撮るために、都電が来るのを待っていると、児童の下校安全の監視をしていた地元の方が「時々写真を撮りに来る人がいますよ!」と言っておられました。亀さんも話のタネに撮りに来ただけです!

これで、3つの「東京一」を踏破し、次は、「鬼子母神通りの美味いもの」です。(記入者:亀さん)

(注1)上川口屋:http://www.enjoytokyo.jp/id/ikebukuro-kintarou/159355.html

(注2)『武田貞子写真展 鬼子母神の猫ばあば』:http://com-support.co.jp/gallery_so/takeda01.html

(注3)川越・菓子屋横丁:http://www.akikusanavi.hello-net.info/spot/okashiya.htmhttp://www.city.kawagoe.saitama.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1099289610268&SiteID=0

(注4)都電唯一の鉄橋:http://www.geocities.jp/narikatsunari/toden_03.htmhttp://www.toshima.ne.jp/~b2on/td/kishi.htm

2008年11月 7日 (金)

雑司が谷界隈を歩く・1

   ―鬼子母神とケヤキ・イチョウなど―081106211_2 081106252 08110627

地下鉄副都心線が開通し、雑司が谷駅ができて、雑司が谷界隈がにわかに活気を帯びてきたとの話なので、11月6日、亀さんたちものぞいてみました。(ただし、王子から都電で「鬼子母神前」まで行きました。)

亀さんたちが最初に訪ねた「鬼子母神」は、正式には「法明寺鬼子母神堂」といい、建立は約430年前で、社殿は約340~310年前に造営され、東京都有形文化財指定されています(注1)

「鬼子母神」というと、「恐れいりやの鬼子母神、びっくりしたや(下谷)の広徳寺」と「入谷鬼子母神」(真源寺)が有名ですが、歴史としては、雑司が谷の鬼子母神の方が古いようです。また、この鬼子母神は、入谷鬼子母神、正中山法華経寺とともに、「江戸三大鬼子母神」といわれています(注2)

なお、写真で分かるように、「鬼子母神」の「鬼」の字は頭に角(ノ)が無いのですが、それには大きな意味があるようです。

この鬼子母神は密集した住宅地の中にありますが、そこだけが緑のオアシスのようでした。なお、参道のケヤキ(写真下左)と境内のイチョウ(写真下中央)は、ともに都の天然記念物に指定されていますが、いずれもまだ黄葉していませんでした。

境内には東京最古の駄菓子屋さんの「上川口屋」(明日の「その2」で記述)が、すぐ脇には「すすきみみずく」(写真下右)で有名な「音羽家」があります。覘いて見る価値があります。

この「すすきみみずく」と境内の大黒堂で売っている「おせん団子」(注3は江戸時代の参拝土産だったそうです。「音羽家」は土曜・日曜日の営業で、「おせん団子」の販売は日曜日と縁日(8の日)だと分かり、残念でした。

ところが、運良く、「音羽家」の店主が居られて売ってもらえるというので、「すすきみみずく」を買うことができました。ラッキーでした。亀さんたちは、幸せな気分で、鬼子母神を後にしました。(記入者:亀さん)081106203 08110622 08110600

(注1)鬼子母神:http://www.kishimojin.jp/

(注2)江戸三大鬼子母神:http://www.tokyo-kurenaidan.com/kishibojin1.htm

(注3)鬼子母神の由来:http://www.kishimojin.jp/history/index.html。なお、鬼子母神の「鬼」の字は角が無いのが正しいのですが、この記事では、その文字が無いので、「鬼」の字を使用します。

(注3)おせん団子:http://www.kishimojin.jp/guide/moreinfo/other06.html

2008年11月 6日 (木)

渋谷~新宿散策・最終回

    ―新宿・サザンテラス―

明治神宮を退出した亀さんたちは、JR代々木駅前を経て、新宿サザンテラスに着きました(注1)

新宿での目的は、金曜日にINOさんと行った店で食事をすることと奥さんのクリスマス・グッズの調達です。08110258 08110262 08110259

前にも何度も書いたように、亀さんの奥さんは、時季に応じた人形・絵・グッズの収集とそれらを使った季節に応じた部屋の模様替えが趣味なので、クリスマス・グッズが売り出していると聞くと、じっとしていられないようです。

亀さんたちは、まず、先日もINOさんと覘いた、サザンテラス広場脇の「フラン・フラン」に行きました(写真左)。「フランフランは近くの大規模SCの中にもあるけど、やはり新宿の方が規模が大きく、品揃えが良いわ!」と、奥さんは上機嫌です。奥さんは、相当の時間を掛けて気に入った4点ほどを選び、買いました。

亀さんは「やっと終わった!」と思ったのですが、奥さんは「今度はタイムズスクエアの東急ハンズへ!」(写真中央)と言います。「1箇所で買えば…」と言うと、「店によって品揃えが違うので、気に入ったものだけ買うのがコツ!」と言います。

そこでは、気に入ったものがないと、今度は新宿ミロード・モザイク通りの「木糸土」です。亀さんの気に入ったものはあったのです(写真右)が、奥さんの結果は、「もう少し品揃えが多くなってからにしよう!」でした。

男性は気に入ったものがなくても、適当なものをすぐ買いますが、女性は買うことよりも色々と探すことを楽しむようです。

こんなことで奥さんは楽しい(亀さんは多少イラつく)時間を使ったあと、亀さんたちは、先日INOさんと食事をした「パラドリーナ」で食事をしました。

総体としては結構いい一日でした。どんなものを買い揃えたかはいずれクリスマスの時季になったら記事にします。乞うご期待!

最後に、先日のイルミネーションを奥さんに見せてあげようと思い、サザンテラスに行きましたが、残念ながらその日はやっていませんでした。点灯は5日からでした(注2)(記入者:亀さん)

(注1)JRで渋谷・新宿間は3駅ですが、最短コースを歩くと2時間足らずで歩けます。しかも、新宿サザンテラスは住所が「渋谷区代々木」で、その南端は新宿駅よりは代々木駅からの方が近いのです。

(注2)11月2日の記事の追記の通り。http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-c5c7.html

2008年11月 5日 (水)

渋谷~新宿散策・その3

   ―明治神宮の菊花展と七五三―08110228 081102511

明治神宮の前は何度か通る機会がありましたが、境内に足を踏み入れるのは10数年ぶりでした。08110232 08110230 08110250

境内で目に付いたのは、七五三(11月15日)が近いために、家族で七五三のお参りに来た男の子・女の子でした。可愛い和服や立派な羽織袴で身を飾り、一生懸命頑張って長い参道を歩いていました(注1)子供たちより、お父さん・お母さんや祖父母の方がうれしそうでした。亀さんは、何人かの人に頼んで写真を撮らせてもらいました。

この子供たちが健やかに育ち次代を背負うまで、日本丸が沈没しないように、私たちやこの子の親の世代が頑張らねば…と思いました。08110237 081102381 081102412 08110235

歩を進めて社殿の手前の正参道まで来ると、そこでは「奉納 菊花展」が行われていました。3日の秋の大祭にあわせた行事でした。大菊・懸崖菊・盆栽菊(注2)色々な種類の菊がとても綺麗でした。

亀さんたちは、社殿に参拝し、北参道を経て代々木口から明治神宮を退出しました。

なお、明治神宮は造営の際の方針でシイやカシの照葉樹が多く、きれいな紅葉は見られませんでした。(記入者:亀さん)08110242 08110243 08110244

(注1)和服を着た過半数の子供は、草履ではなく、靴を履いていました。亀さんは合理的だなあと思いました。

(注2)大菊・懸崖菊・盆栽菊:http://tambara-h.esnet.ed.jp/gyouzi/kiku.htm

2008年11月 4日 (火)

渋谷~新宿散策・その2

     ―NHK・代々木公園―08110208 08110209 08110213_2 08110212 08110215_2 

公園通りを上りきり、いつも「ふるさとの食・にっぽんの食」フェスティバル(以下「食フェスタ」)の会場になっている場所を見ると、「しぶやフェスタ」という渋谷区民のお祭りをしています。その隣りを見ると、NHKの入口のアーチがあり、その脇に食フェスタの入口であることを示す小さな案内板があります。

入ってみると、わら細工教室やポン菓子の実演販売などもあり、NHKの「スタジオパーク」の無料公開もあって、それなりの人出がありましたが、規模も小さく、期待はずれでした。あえて言えば、キャベツや白菜、蕪、ニンジンを満載し、ネギの帆の帆船「みどり丸」が面白かったかな…。

そこで、早々に会場をあとにし、代々木公園の紅葉を見に行くことにしました。081102202 08110219 08110217

代々木公園は、開設の1967年以来40年の比較的新しい都立公園で、亀さんが学生・社会人新人の頃は、樹木も貧弱でしたが、木々はかなりの大木に育ち、紅葉を始めていました。

その木々の下では、多くの家族やグループがボール遊び、殺陣の練習や飲食を楽しんでいました。ふと足元を見ると、植え込みのペパーミントの葉っぱに可愛いシジミ蝶が止まっていました。081102252_2 081102211_2 08110226_2 

突如、けたたましいバンドの音が聞こえてきました。公園内の園路や公園沿いの歩道で、たくさんの路上ライブやその準備が行われています。

亀さんが学生の頃は、恋人たちのメッカだった場所が、一時、「竹の子族」という若者ダンス集団の占拠された後、今は、路上ライブのメッカとなっているのです。

今話題のWAT(ウェンツ瑛士&小池徹平)も、デビュー前には約1年半、毎週この辺で路上ライブをしたそうで、今も多くのミュージシャンがデビューを目指して頑張っています。彼たちは、それぞれの演奏の音が重ならないように、何らかのルールの下で調整しているようでした。

このうちデビューできるグループはほんの僅かなんでしょうが、「音℃」という男性2人+女性1人のグループの歌は素敵で、心の中で、「頑張れ!」と言ってみたら、目頭が熱くなりました。

なお、家に帰って、公式サイト(注)を読んでみると、徳島を拠点に全国で活動中のグループで、12月には渋谷のライブハウスでワンマンショーを開くようです。(つづく)(記入者:亀さん)

(注)音℃:http://ondo-net.com/pc/index.html

渋谷~新宿散策・その1

     ―渋谷駅前・公園通り―

渋谷のNHKで、「ふるさとの食・にっぽんの食」東京フェスティバルが開催されているというので、11月2日、亀さんは、奥さんと一緒に、久しぶりに渋谷に行き、渋谷~原宿~新宿の散策を楽しむことにしました。081102041_4 08110205_3 08110206_3

渋谷は、亀さんの学生時代のホームタウンで、恋文横丁、百軒店など、雑然としたまとまりのない街は、田舎出身の学生にとっては東京らしくないホッとする街でした。名曲喫茶の「らんぶる」の3階で、名曲を聴きながら専門書などを読んで一日中過ごしたものです。

その後も独身時代は東急沿線に住んでいたので、よく行ったのですが、結婚して北区や川口に住むようになってからは、無縁の街となり、ほとんど行かなくなっていました。

久しぶりに行った渋谷は、亀さんが学生の頃に立地した渋谷西武が多くのビルで店舗展開している以外は比較的きな変化が無く、他の副都心と違って、再開発の波から取り残されている感じがしました。しかし、人出は一杯で、街は活気がありました。

忠犬ハチ公像は健在でしたが、携帯電話の普及した現在では「待合せはハチ公!」の地位を失い、喫煙場所に指定されていました。また、東横線で使われていた東急5000系車両(注)が置かれていました。懐かしい「青ガエル」です。

会場のNHKに向けて、渋谷公園通り(昔の渋谷区役所通り)を上っていきましたが、独身時代には、この坂の上にあったピザ・レストランの「ジロー」に時々来たものです(誰と来たかはナイショ!)が、すでにその店もなくなっていました。(つづく)(記入者:亀さん)

(注)東急5000系車両:http://homepage3.nifty.com/ys-atc/old5000.html。亀さんは、目蒲線でも乗った記憶があります。

2008年11月 3日 (月)

新宿でスペイン料理を二人で楽しんだ

10月31日の金曜日の夜に新宿のスペイン料理レストランPARADORINAに、亀さんと待ち合わせてスペイン料理を楽しんだ。夕方7時に店の前で待ち合わせたが、湘南新宿ラインで駆け付けて新宿駅南口から出たら、既に青いイルミネーション(クリスマスの)がキラキラと煌めいていた。(イルミネーションの記事は、亀さんが報告)

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店に入るのが夕方7時を過ぎたので、満員かもしれないと心配したが、幸いに窓際に2人用の席が残っていて、無事に亀さんと着席。周りは、殆んどが女性の二人組かグループで少し恥ずかしい感じもする。

ウェイトレスさんに「昨年スペインに行って、タパスが懐かしくて、この店に来たのだけれど、どの料理が良いですかね」と相談しながら料理を選択。亀さんが「まず、パエリアを食べたい」と言うので、私も賛成して、パエリア、スペインオムレツ、各種タパス(名前は忘れた)と飲み物はサングリアにして、思いっきりスペイン風にした。食べて見て、スペインオムレツとパエリアが美味しかった。本場スペインよりも美味しいかもしれない。オジサン二人なので小食だったかもしれないが、結構満腹になった。料理の一部の写真を見てください。(INO記す)

タパスについて: 一言でいえば小皿料理 http://dankai-hiroba.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-9207.html

カメラについて: この写真は、新しく買ったSONY DSC-T77で撮影(店の入り口写真は亀さんのカメラ)。亀さんと私(INO)が、それぞれでコンパクトカメラを持参して同じ場面を撮ったけど、明らかに亀さんのLUMIXの方が、私のSONY DSC-T77よりも写真機性能は良さそうですね。どうも性能は、値段とカメラ図体の大きさに比例してますね。心臓部のレンズ、CCDの大きさはカメラ性能に決定的な差をもたらすことを再認識した次第。もちろんNikon-D70>>コンパクトカメラ。

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2008年11月 2日 (日)

新宿サザンテラスのイルミネーション!

  ―街はすでに年末・クリスマス気分?―081031021_2 081031216

10月31日・ハロウィーンの夜、亀さんとINOさんは久しぶりに新宿で落ち合い、一緒に食事をしました。

そのとき、待合せをしたサザンテラスはすでに年末・年始のイルミネーション(Shinjuku Southern Lights ’08~09)で飾られていました。とても綺麗でしたよ!

(食事はINOさんが、イルミネーションは亀さんが報告します。)

このイルミネーションは、「新宿テラスシティイルミネーション2008」(注)の一環で、正式には11月5日から始まるようで、一部はまだ工事中でしたが、ほとんどが完成し、新宿の夜を飾っていました。

サザンテラスを行き交う人々や観光客は足を止めたり、記念撮影をしたりしていました。イルミネーションの下に座り込んで、恋を語る若者たちもいました。

年末・クリスマスまで2ヶ月くらいありますが、街はもう年末・クリスマス気分で、サザンテラスのインテリア・生活雑貨店はもうクリスマス商品で一杯でした。

皆さんも、写真で、イルミネーションをお楽しみ下さい。

(重要追記:当日のイルミネーション点灯は試験点灯だったようで、本日、奥さんと一緒に行ってみると、やっていませんでした。やはり、点灯は5日からのようです。)(記入者:亀さん)081031054_2 081031094_3 081031111 08103124 081031221 081031271 081031105_2 08103130 08103137ff1  

(注)新宿テラスシティイルミネーション2008:http://www.odakyu.jp/terrace-city/event/

金持酒で金持ちに!?

    ―金運祈願の広島のお酒―

アメリカの金融不安を端緒にする不況の嵐が、日本丸などを襲い、誰が船長でも操船不能になりそうな状況になっています。このままだと、歴史的な世界大不況が私たちに降りかかることになりそうです。これに対しては、与野党・政府・財界が一致団結し、機動的な対策を樹立してほしいと思いますが…。08102809

こんな折、亀さんは、広島関係者のパーティーで、「金持酒」というお酒を発見しました。

聞くところによると、広島造幣局周辺のコイン通り商店街の街づくりの一環で、広島市内の蔵元(注1)が生産し、「金持本舗」(用品名酒センター)という酒屋さんが販売している金箔入りの純米酒のようです。

“「金持神社」開運祈願済”というラベルが貼ってあり、福を招く縁起の良い日本酒としての効果も絶大”としています。特に、この300ml瓶については、日頃頑張っている自分へのプレゼントや「不景気をふっ飛ばす」贈り物”として宣伝しています。

この「金持神社」は、鳥取県日野町にある西暦810年創建の神社(注2)、「かねもち」ではなく、「かもち」と読むようです。

亀さんは、この「金持酒」を2本貰って帰り、サイドボードに飾られているドングリ(注3)と一緒に飾りました。

でも、今回の不況に対しては、こんな神頼みではなく、ちゃんとした生活スタイルの変更や改善が亀さんたちに求められているんでしょうね。(記入者:亀さん)

(注1)元祖・金持本舗:http://www.kaisen-omakasebin.jp/kanemochi/index.htmlhttp://www.rakuten.co.jp/kanemochi/info.html

(注2)金運祈願・開運祈願「金持神社」のHP>神社の由来:http://www.kanemochi-jinja.net/modules/tinyd0/index.php?id=1/

(注3)昨日のブログのドングリを奥さんが秋の装飾として活用したものです。

2008年11月 1日 (土)

楽しいドングリ拾い!

      ―色々なドングリ―08102624 081026271 08102626_2 08102625 Donguri2

亀さんは、本当に久しぶりに、ドングリ拾いをしました。

亀さんの住んでいる地区の公園はそのほとんどが住宅地開発されたときに整備されたものですが、その一部には従来からの武蔵野の雑木林を活かした林があります。

秋祭りのあった公園の周りにも、ナラやクヌギの林があり、一部は紅葉を始めていました。同時に、周囲の歩道や植え込みには、たくさんのドングリが落ちています。

それを見つけた小さな子供たちは、大喜びでドングリ拾いを始めます。とても楽しそうです。中には、「汚いのでダメ!」と叫ぶヤンママもいますが、子供たちは“そんなの関係ない!”です。

亀さんも、童心に戻ってドングリ拾いをしてみました。よく見ると、小さい頃拾ったドングリとは少し違うような気がしました。特に、ドングリのお皿(注1、2)の形が違うのです。亀さんの記憶だと、ドングリのお皿は横縞模様だったのですが、今回拾ったドングリのお皿はうろこ状の模様ととげに覆われているのです。

調べてみると、今回拾ったのは上右の写真のドングリですが、左側がコナラのドングリで、右側がクヌギのドングリで、いずれもブナ科コナラ属の落葉樹のドングリです。一方、亀さんが小さい頃拾っていたドングリは、シラカシ、アカガシなどブナ科コナラ属(アカガシ亜属)の常緑樹のドングリだったようです(注3)

亀さんが拾ってきたドングリは、さっそく、亀さんちのリビングの秋の装飾に採用されました。(記入者:亀さん)

(注1)万博公園>どんぐりさがしにでかけよう!:http://park.expo70.or.jp/gakusyukan/sizenjoho/info_other/donguri.html

(注2)岡山理科大植物生態研究室>植物雑学事典>ブナ科:http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/fagaceae/fagaceae.htm

(注3)奈良教育大学の植物図鑑の写真。左からシラカシ、アラカシ、ウバメガシのドングリ。

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