銚子・犬吠埼紀行 その3
―頑張れ! 銚子電鉄!(2)―
(前回に引き続き、銚子電鉄のことを書きます。)
銚子電鉄の経営努力は、これだけではありません。
まず、テレビゲームの「桃太郎電鉄」の発売20周年とタイアップして、各種のイベントをしています。
まず、電車 の一両は、記念車両に塗装され、座席も記念のシートになっています。これは、こどもに人気がある上に、車両・シートの改装の費用軽減にもなり、一石二鳥です(注1)。
また、桃太郎の従者のイヌ・サル・キジに因んで、「貧乏がイヌ」像(犬吠駅)・「貧乏サル」像(仲ノ町駅)・「貧乏をトリ」像(笠上黒生駅)の「しあわせ三像」が設置され、子どもたちに可愛がられていました(注2)。
さらに付け加えれば、殆んどが無人駅で、切符の確認はワンマン電車の運転手がされており、しかも、亀さんが9時過ぎに銚子電鉄銚子駅から乗った電車の運転手・切符を売る社員の人が16時過ぎに外川駅から乗った電車までずっと運転・乗務されていたのは、驚きでした。会社を守りたいという一心だろうと感じました。なお、女性駅長も観音駅と犬吠駅に居られるようです。
さらに、各種の記念切符の発売も盛んですが、なにせ、線路も保守管理が十分とは言えないことが一目で分かり、前途多難のようで、地方鉄道のモデルケースとして、頑張ってほしいと思いました。(記入者:亀さん)
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