馬鹿でかい野球ボールは?!
昨日の記事と「野球」つながり。
皆さんは、日本で野球が生れた場所をご存知ですか?
最近、東京・一ツ橋の「学士会館」の敷地で、「馬鹿でかい野球ボール」を見かけました。
近づいて見ると、台座に「日本野球発祥の地」とあります(注1)。
どうも、ここが日本で野球が生れた場所のようです。
碑文には、「1872年学制施行当初、 第一大学区第一番中学(後の開成学校、東京大学)で アメリカ人教師ホーレス・ウィルソン氏 が学課の傍ら 生徒達に野球を教えた。 この野球は翌73年に新校舎とともに立派な運動場が整備されると、 本格的な試合ができるまでに成長した。 これが「日本の野球の始まり」といわれている。・・・2003年、 同氏は野球伝来の功労者として野球殿堂入りした。」と書かれています(注2)。
よく見ると、馬鹿でかい野球ボールには世界地図が描かれており、そのボールを持つ手も何ともグロテスクです。(財)野球体育博物館の説明によると「手首のモデルは東大野球部の2003年度主将・河原一有氏」のようです。
なお、この学士会館は、東京大学の前身の開成学校があった場所で、「我が国大学発祥の地」や「東京大学発祥の地」の記念碑も建っています(下の写真中央・注3)。また、「学士会館」自体、国の登録有形文化財になっています。(記入者:亀さん)
(注1)「日本野球発祥の地」記念碑:http://www.baseball-museum.or.jp/showcase/storage/museum/study_045.html、この記念碑(高さ2m37cm)は、野球伝来の功労者のホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して制作され、2003年12月に除幕式が行われたようです。
(注2)http://hamad.web.infoseek.co.jp/hass-col/sports/baseball.htm参照。
(注3)このほか、一ツ橋地区には、如水会館(一橋大学の同窓会の会館)や共立講堂があり、かつて、一橋大学の前身の東京商科大学や共立女子大の前身の共立女子専門学校もありました。
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