ノカンゾウとオニユリ
亀さんは、先日、埼玉古墳公園に行ったときに、古墳の斜面に、ノカンゾウが群生しているのに気がつきました(上段の写真左)。
特に、丸墓山古墳の麓や稲荷山古墳の後円部(上段の写真右)の群生は、大きいものでした。
また、古墳の緑の中の、朱色の花は綺麗でした!!
誰かが植えたわけではないでしょうから、「相当の昔から累代で続く群生だろう!」と思い、「次世代に繋ぐ」ことの大切さを感じました。
次に、亀さんちの2軒隣りの青空駐車場の隅に、ユリ科のツボミとムカゴがなっていました(下段の写真左)。「どんな花が咲くのだろう?」と思っていたら、オニユリでした(下段の写真右)。
まことに見事で、堂々とした自己表現ぶりです!!
オニユリは、種子ができないのです(注)が、鱗茎(ユリ根)でもムカゴ(零余子)でも繁殖できます。次世代に繋ぐ方法を2つも持っている面白い花です。(記入者:亀さん)
(注)オニユリとよく似たコオニユリは、種子が出来るが、ムカゴは出来ないそうです。
« 今年もセミの季節になりました! | トップページ | ウィーン美術史美術館 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
おはようございます、
緑の中に朱色のノカンゾウが鮮やかですね。
次世代に繋ぐ植物の知恵に教えられますね。
投稿: mico | 2008年7月26日 (土) 06:51
>micoさんへ
花壇で咲いている花より、自然の中で咲いている花の方が生き生きしているような気がします。
投稿: 亀さん | 2008年7月26日 (土) 10:06
ムカゴと言えば 山芋のムカゴは塩茹でにして食べると美味しいですね。このユリのムカゴは食べれるのかな?
投稿: IWATO | 2008年7月26日 (土) 21:41
>IWATOさんへ
ユリ根は茶碗蒸しなどに入れたりして食べますが、ユリのムカゴは多分食べられないと思います。
山芋のムカゴは丸くて、茹でると美味いですよね。
投稿: 亀さん | 2008年7月27日 (日) 00:15