首かけイチョウの黄葉は見頃!
亀さんは、東京の秋を満喫するために、今日の昼休みに、職場の近くの日比谷公園に行きました。
前日の夜、松本楼にパーティーで行ったときに、その傍にある「首かけイチョウ」の黄葉が最盛期で、見頃だったので、まず、その「首かけイチョウ」のところに行きました。日比谷公園は都営の公園なので、遊歩道もきれいに清掃してあるのですが、このイチョウの周辺だけは落葉したイチョウの葉がそのままにしてあり、まるで、黄色のカーペットが敷いてあるようでした。この「首かけイチョウ」は、推定樹齢400年、幹周り6.5m、樹高20mで、日比谷公園で一番大きいイチョウです。
なぜ、このような名前が付いているかと言うと、明治32年頃、日比谷交差点付近にあったこのイチョウが道路拡張のために伐採されることになった時に、日本の公園の父で日比谷公園の生みの親の本多静六博士が移植が無理であると主張する植木職人や公園の管理者に「私の首をかけても移植させる」と言って、移植が実行されたため、この呼び名になったようです。
また、このイチョウは、昭和46年(1971年)にも危機がありました。沖縄返還協定反対の過激派学生の投げた火炎瓶で、松本楼が消失したときに、このイチョウの木も焼け焦げの瀕死状態になったのです。ところが、翌年の春には新芽を吹き、みんなが大喜びしました。このイチョウを見るとき、亀さんはいつもそのことを思い出します。(その頃の亀さんは社会人2年目の紅顔の美青年?でした。)(記入者:亀さん)
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