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2007年10月26日 (金)

最近の公務員の怠慢・腐敗・不正に思う!

 ―旧二本松藩の戒石銘に学ぶ―

071025最近のKR省やSH庁の職務怠慢ぶりやB省事務次官の業者との癒着、警察官や教員をめぐる事件の多発などを見ると、公務員の怠慢・腐敗・不正には目に余るものがあります。

彼達も公務員になったばかりの若い頃には、きっと「国民・市民のために」という意欲に満ちていたことだろうと思いますが、初心忘れ、腐敗・不正に走ってしまったことは、腹立たしくもあり、残念だとも思います。

もちろん、ほとんどの公務員は、初心を忘れず、国民・市民のために頑張っていると信じますが、これほどの事実―それによって生じた行政不信―を見ると、官僚バッシングもやむをえないとさえ感じます。

ところで、亀さんは、職場の机の傍に、写真のような「旧二本松藩の戒石銘」の拓本を額に入れて飾っています。昔、福島県の二本松城(霞ヶ城)址の菊人形展を見に行ったときに、見つけたものです。そして、弱い自分が困難な課題から逃げ、安きに走ろうとするときに、自分を奮い立たせるために、座右の銘としてきました。

その内容は、下の写真の通り、「爾(なんじ)の俸、爾の禄は、民の膏(こう)、民の脂(し)なり。下民は虐げ易きも、上天は欺き難し」であり、その意味は、「お前たちの俸禄(給料)は、人民の汗と脂の結晶である。下々の人民は虐げやすいけれども、神(天)を欺くことはできないぞ。」というものです。この戒石銘は、5代目藩主・丹羽高寛が享保の藩政改革の際に、儒学者・岩井田昨非の進言で、藩庁の前の自然石(下の写真)に刻ませ、藩士の教訓としたものです。

初心を忘れず、私利私欲を捨て、困難もいとわず、国民のために尽力することが重要ですが、人間は弱いもので、その姿勢を常時維持することは大変です。その意味からも、このような座右の銘で、自らを鼓舞することも大切だと思う、今日この頃です。(記入者:亀さん)Photo Kaisekimei

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コメント

亀さん
さすが、官僚の鑑とも言うべき姿勢ですね。
願わくば、現在の官僚の皆さんも、亀さんと同じ気持ちであることを祈ります。    企業人INOより

>INOさんへ
亀さんは、弱い自分を鼓舞するために、戒石銘を置いています。いわば、自らに「有言実行」を強制しようとしているのです。
そのようなものがなくても「不言実行」できる人が理想なんですが、これはなかなか難しいと思います。

ところで、最近の色々な事件や事象を見るとき、亀さんは、役人、政治家などだけでなく、企業の粉飾決算、食品の偽装表示などを見て、企業を含めて、何だか今の日本の社会全体が変になったのではと、心配します。
しかも、その原因が自民党政権にあるとか、行政が腐敗しているからで、政権を変えれば健全化するというような、軽い問題ではなく、日本が成熟社会になって社会自体が目標や方向性を失い、病んでしまっているという、深刻な問題のように、亀さんは感じています。

亀さま

昨日は庚申塚を語る会でお目にかかりました。役人の中にも亀さんのような方がいることが救いです。
ブログをお気に入りに登録させていただきました。


服より

>服部 彰さんへ
早速の訪問、有難うございました。
亀さんはこの戒石銘のように常に意識して行動できるほどの強い人間では決してありません。だからこのような拓本を近くに置いて自分を律しています。
「不言実行」が良いといわれていますが、凡人は「不言」だと「不実行」になりがちなので、私は「有言不実行」になることもありうることを覚悟し、「有言実行」を目指して、仕事上の目標などをみんなに対して「有言」することにしています。
その意味で、この戒石銘をみんなの見られる場所に飾っています。
今後とも、時々訪ねて、コメントを下さい。

孟昶
晩年は奢侈に溺れ、国政を省みず、また民間の女性を選抜して後宮を拡張し、名宝の蒐集に力を注ぐなど朝政は大いに乱れた。(Wikipediaより)

http://sumiyakist.exblog.jp/3918451/

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110713-00000284-mailo-l16

>○○さんへ
ずいぶん前のブログへのコメントで、驚きました。
亀さんは、孟昶については、全く知りませんし、興味がありません。
亀さんは、この戒石銘の内容・精神が大切であると思っています。

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戒石銘です。これは、五代藩主:丹羽高寛が儒学者:岩井田昨非の献策によって大岩に刻ませたものです。是非、日本政府の方々や社会保険庁の方々に見ていただきたいものです。 意味は「武士の俸給は、人民があぶらして働いたたまものより得ているのである。お前は人民に感謝し、労わらねばならない。この気持ちを忘れて弱い人民達を虐げたりすると、きっと天罰があろうぞ。」です。 「笠松」です。樹齢300年といわれている老松です。 高村光太郎が妻:智恵子を偲んで詠んだ「樹下の二人」の冒頭の句「あれが安多多... [続きを読む]

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