東京の都心で蝉の採集は?
―外務省前の桜並木は蝉の幼虫が一杯!―
40℃を超える猛暑が続きますが、蝉の鳴き声を聞くと、その暑さが倍増します。
蝉といえば、亀さんは小学生の頃、夏休みの「昆虫採集」の宿題で、蝉の幼虫を沢山採ってきて、羽化する過程(幼虫→背中の割れた幼虫→羽化したばかりの蝉→完全に羽の乾いた蝉)を標本にして提出したことがあります。(この標本は先生から「出来が良い」とほめられましたが、今では何匹も蝉や蝉の幼虫を殺して標本にすることは「動物虐待」で教育的でないということになっているのかもしれませんネ。)そのときに、蝉の幼虫を沢山集めるのが大変だったことを思い出します。
ところが、東京の都心で、蝉の幼虫が沢山いて、毎日夕方になると地面からゾロゾロと出てくる所があります。
それは、霞ヶ関の外務省前の桜並木です。桜の木の根もとには蝉の幼虫が出てきた穴が沢山あり、桜の木には蝉の抜け殻が沢山ついています。そして、桜の木にはアブラゼミやミンミンゼミが止まって鳴いています。また、鳴かないでジッとしている蝉もいます。ジッとしている蝉は桜に幹に卵を産んでいるんですよ。(記入者:亀さん)
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コメント
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今年は蝉をよく見ますし うるさい\(*`∧´)/ ムッキー!!
朝早くから鳴くんだもの。TVの音量もUPしないと
聞こえないくらいに。。。
抜け殻も多いですね。つい踏んじゃいます(笑)
そう言えば最近は『ムシの標本』とか見ません。
夏休みの課題も変わってしまいました。
投稿: 福寿草。 | 2007年8月18日 (土) 02:04
>福寿草。さんへ
福寿草。さんは、西日本では一番大きく、うるさいクマゼミ(からだが黒く、透明な羽)が関東にいないことを知っていますか?逆に、クマゼミを小型にしたようなミンミンゼミは西日本にはいないんですよ。
クマゼミは、シャンシャンシャンと鳴き、ミンミンゼミは、ミンミンミンミーと鳴きます。
蝉は木の幹に卵を産みますが、その小さな幼虫は一旦木の下の土の中にもぐり、7年間成長して土から出てきて、成虫になります。そして、1週間で卵を産んで死んでいきます。
そう考えると、少々うるさくても我慢してあげられます。
投稿: 亀さん | 2007年8月18日 (土) 12:34