槍ヶ岳で出会った花たち(2)
―花を写していると大変!―
実を言うと、登山をしながら花の写真を撮るのはかなり疲れます。風景の写真ですと、休憩をしているときに撮ればいいのですが、花の写真を撮るには花があるところで、足を止めて写真を撮らなくてはなりません。登山するときに、みんなの歩き方と異なる歩き方をすると、疲れるのです。
でも、初めて見る花があるとつい写真を撮りたくなったり、花好きの人から「写しておくといいよ!」と助言されます。今回も、クロトウヒレンやヤハズハハコなど、初めて見た花がありました。
クロトウヒレンは、ちょっと見ると枯れた花のように見えるので、関心も無かったのですが、枯れたように見えるのはツボミで、花が咲くとその中からアザミのような花が咲きます。地味な花で、余り好きになれませんでした。
ヤハズハハコは、ヤマハハコに似ており、写すつもりがなかったのですが、花の好きな人から「似ているけど異なる種類だから」と言われて写しました。
この他に、ヤマトリカブト、ソバナ、カニコウモリ、ヤマホタルブクロ、ノコンギク、クサボタン、イワオトギリソウ、ミソガワソウ、コウゾリナ、トモエシオガマ、ヨツバシオガマ、コオニユリ、タマガワホトトギス、ノリウツギなど、色々な花が咲いていました。また、エンレイソウの実も初めて見ました。葉っぱの真ん中に実が成っているのは面白く、写してみました。(記入者:亀さん)
最近のコメント