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2007年6月 3日 (日)

インド数学ドリルにチャレンジ!

―インドの躍進の原動力・数学重視の「インド式教育」―

07060201_1 昨日(6月2日)、登山関係の本を買いに近くの書店に行き、目的の本を買って出ようとすると、出口に積んである本に眼が止まった。その本は、「脳をきたえる インド数学ドリル 入門編」で、在日インド人学校の日本代表が監修している本です。

亀さんたち団塊の世代が中学・高校の頃、日本の児童・生徒の学力は高く、国際的にもいつも上位の成績をあげていた。しかし、最近、日本の児童・生徒の学力の低下は著しく、国際的な調査によると、全体の平均は上位を維持しているものの、最も高いレベルの生徒の割合は平均並みで、1位グループからは脱落しているし、勉強時間の長さは調査参加国で最低でした(注1)

この日本の教育と対比して最近取りあげられるのは、インドのIT技術立国を支える「インド式教育」です。

すなわち、かつては、IT技術は日本が支えていた時代がありましたが、今や、ゼロを発見した国インドが、世界のITを支える技術立国に躍進しています。そして、インドのIT技術者は日本でも活躍し、日本のIT技術を支えているようです。

その「インド式教育」は、数学重視で、なかでも、「2桁かけ算の暗唱」が有名で、私たち日本人は九九を暗唱しましたが、インドの児童は「99×99」を暗唱するそうです。亀さんもそのような報道を何度か耳にしたことがあり、気になっていました。

そんな亀さんの目に「インド数学ドリル」に飛び込んできたわけですから、数学好きの文科系人間・亀さんとしては、「日本の教育再生」の糸口を確認するため、直ちにその本を買い、数学ドリルにチャレンジすることにしました。(記入者:亀さん)

(注1)生徒の学習到達度調査(PISA)・2000年調査(OECD実施)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu10/siryo/04110101/002/003.htm

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コメント

確かにそう思いますよ!
私達の頃は本当に数字に強かったと思います。
今でも計算速いから 皆から凄いと言われますが
今の子が衰えているんだと。。。
九九さえ言えない子供が多いですねぇ。
そろばんも良いらしいけど 今どき算盤習っている
子供なんていませんもの。
学力・体力が低下していると言うけど将来の日本が
不安ですね(*・`ノω・)コッチョリ

>福寿草。さんへ
本当に、Tという出来損ないの文部官僚が世間の風潮に迎合して、言葉だけの「ゆとり教育」を実施して、日本の教育を決定的に駄目にしました。
九九のように詰め込まなきゃ~いけない知識はあるし、円周率の3.14159265358979…を「産医師異国に向う産後厄無く」などと覚えたり、元素の周期表を「水兵、りーべ、ボクの船」と覚えるのはいけない詰め込み教育ではなく、「学ぶ楽しさ」なのに…。円周率を3と教えられたら、面白くないし、数字への関心も出てこない。こんなことが分かっていない文部官僚やそれに同調した先生は大いに反省すべきだと思います。
亀さんは、「徳育」云々という意味の「教育再生」の議論には必ずしも納得しがたい面はありますが、学力低下につながっている、いわゆる「ゆとり教育」を見直すという点からは「教育再生」が必要だと思っています。

初めまして(^-^)
先日はTB有難うございましたm(__)m
インド数学ドリル、面白いし、ハマりますよね。

>樹理さんへ
コメント、有難うございます。
言われてみれば「そうだなあ」と分かりますが、これを訓練された生徒は日本の生徒よりは数学に強くなるだろうなあとも思いました。
IT技術でインドが伸びるはずです。
なお、亀さんたちのブログは、同じ高校卒業の団塊世代、還暦オトコ3人組が共同で運営しています。時々、尋ねてきて、コメントしてください。

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