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2007年2月21日 (水)

「繊維のダイヤモンド」の原料を発見!

 070218043  ―長瀞アルプスで緑色060401120山繭」―

亀さんは、今度の山歩きで「山繭(やままゆ)」を見つけました。緑色の繭で、天蚕という野生の蚕がつくる繭です。あまりにも綺麗なので、一眼レフデジカメで写真に撮りました。

「山繭」は、低山歩きをしていると時々遭遇し、亀さんもこれで3回目になります。山歩きの仲間の中には集め、いずれは糸を紡いで織物にしようとしている人もいます。

蚕といえば桑の葉を食べて成長するカイコガの白い幼虫や白い繭玉が思い浮かび、亀さんもそう思っていたために、「桑の生えていない里山になぜ野生の蚕がいるのだろう?」と思っていました

ところが、天蚕という野生の蚕は、日本原種のヤママユガという、カイコガ(「天蚕」に対して「家蚕」という。)とは異なる蛾の幼虫で、アゲハチョウの幼虫に似た青虫です。飼料も桑の葉ではなく、クヌギ、コナラ、カシワ、シラカシなどの葉です。長瀞アルプスはコナラなどの雑木林でしたから、そこで「山繭」が見つかったのは当然だったようです。

家蚕は、数千年前から人の手で、しかも、家の中で飼育されるのに対して、天蚕は雨露・日光・気温の変化など過酷な自然環境に耐えて育つため、その繭も自然環境に耐えうる丈夫なものとなり、また、その繭は害虫から身を守るために木の葉と同じ保護色のエメラルド・グリーンをしています。

そのことから、その繭からとれる絹は、「繊維のダイヤモンド」とか「絹の女王」と呼ばれ、珍重されています。(記入者:亀さん)

(写真は、順に、長瀞アルプス、蛾ヶ岳で見た「山繭」です。)

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コメント

天蚕でトラックバックしてくださったのですね。天然のものなんて貴重ですね。
長野県安曇野市では天蚕農家が害虫対策にネットを張って飼育してます。
そこで教えていただいた情報。天蚕は間違いなく羽化するそうです。そして、蛾になった時の燐分はすごくて、パソコンなどに支障があったりするので、持ち帰る時は気をつけるようにと言われました。
糸にするものは乾燥機にかけるようです。
ご参考までに。

初めまして
ロウバイと寒木瓜にTB有り難うございました。
ヤママユ私も先日見かけました。
先人の知恵は素晴らしいですね。
いろいろ勉強になりました。

>MOMOさんへ
コメント、有り難うございます。亀さんは中学生のとき所属していた生物班で家蚕(カイコガ)を「蛾から飼って卵を産ませ幼虫に餌をやって繭を作る」という実験を経験しています。蛾も幼虫も繭も白色でした。しかし、天蚕のことはほとんど知りませんでした。今回インターネットで調べて、家蚕との違い(蛾・幼虫・繭、飼料樹等)や長野県の天蚕農家、福島県の取り組み等を初めて知りました。

>micoさんへ
コメント、有り難うございます。
亀さんも月2回くらい山歩きします。micoさんのブログは花の写真が多く、綺麗ですね。私たちのブログは団塊世代の還暦オトコ3人組共同で運営するもので、テーマは一定していませんが頑張っていますので、時々訪ねてみて下さい。

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